チコちゃんに叱られるでは、年をとると涙もろくなる理由について取り上げていました。おじいちゃんやおばあちゃん、あるいは自分の親がちょっとしたことで感動して涙を流している時ってありますがなぜ年齢を重ねると涙もろくなるのでしょうか、チコちゃんはそんな疑問に答えていました。
年をとるとなぜ涙もろくなるのか
番組では街のご年配の人にインタビューをして最近どんなことで泣いたかどうかを聞いたところ「映画を見て泣いた」「絵を見て泣いた」「盆踊りを踊っていて涙もろくなった」という回答でした。
芸能界で涙もろいというタレントの柴田理恵さんにも聞いたところ「犬が走ったところを見た時」に泣いたそうです。
脳のブレーキが緩むから涙もろくなる
チコちゃんによると、年を重ねると涙もろくなる理由は脳のブレーキが緩むからということでした。
詳しく教えてくれたのは諏訪東京理科大学の篠原菊紀教授でした。
涙には2種類ある
篠原教授にようると涙には2種類あるという。
一つは目を乾燥やゴミから保護する涙で、2つ目は感動し気持ちが動いて出る涙です。
年を重ねて涙もろくなり出る涙は2つ目の涙。いわゆる感情が刺激されて出る涙です。
共感力が上がってくる
年をとると涙もろくなる理由は、共感力が上がってくるためだという。
感情が沸き起こるには自己投影や共感が必要。年をとってくると経験が増えるので、共感が増えます。そうすることによって涙もろくなるということでした。
他人に共感する能力は50代にピークを迎えると言われているそうです。
脳のブレーキが決定的理由
さらに涙もろくなる理由の決定的な要因は、脳のブレーキ(感情を抑制する力)がゆるくなるからだということでした。
この脳のブレーキは20代前半がピークで、その後年を重ねるごとに衰えていくそうです。
まとめ
年をとると涙もろくなる理由は、共感する力が経験などで高くなっている一方で感情をコントロールの脳のブレーキが緩み感情的に涙を流しやすくなるということでした。