たけしの家庭の医学では、将来高血糖になりやすい人には顔のある部分に特徴があるということを紹介していました。そのある部分とはほうれい線。ほうれい線が深いと将来高血糖になりやすくなるとのこと。また、ビタミンDの摂取が血糖値を抑えるポイントになるということでした。詳しく教えてくれたのは国際医療福祉大学医学部の教授浦野友彦先生でした。
ほうれい線が深いと高血糖になりやすくなる理由
高血糖になると将来認知症や脳梗塞になる可能性が高くなると言われています。
そんな中、番組では顔のある部分を見るだけで将来高血糖になりやすい人の判別する方法を紹介していました。
その方法とは、顔のほうれい線が深いかどうかでした。
ほうれい線の深さと血糖値を実際に検証
番組では6人の60代の女性を対象にしてほうれい線が深いかどうかをチェックしました。
チェックは先生が直接被験者の顔を見て行っていました。
3人の方がほうれい線が深いということがわかりました。
そして血糖値を検証したところ、やはりほうれい線が深い3人の方の血糖値は空腹時血糖値の正常値(109)ギリギリの値になっていました。
一方、ほうれい線が深くない3人は100以下でした。
ほうれい線が深くなる原因はビタミンD不足
先生によるとほうれい線が深くなる原因にはビタミンDの不足が関係しているという。
さらにこのほうれい線の深さと高血糖に関係しているのがビタミンD。
ビタミンDは骨の代謝を活性化して強くしてくれるとして知られています。
浦野先生によると、かるフォリニアの疫学研究によるとビタミンDをあまり摂っていない人と、たくさん摂っている人を比べた場合、2型糖尿病のリスクは、たくさんビタミンDを摂っている人だと5分の1に抑えられるというデータが有るということでした。
ビタミンDが不足すると、血液中に糖分が多い状態が続きます。
すると糖分は皮膚にダメージを与え弾力性が失われます。そのためほうれい線が深くなると言われています。
ビタミンDの摂取で血糖値改善
このようにビタミンDをしっかりと摂取することで血糖値を改善させることができるということでした。