奇跡体験!アンビリバボーでは、新型コロナウイルスがテーマで紹介されていました。この新型コロナウイルスは人から人へと感染するウイルス。人類にとって未知のウイルスで、ワクチンや薬がないのでとても危険なんだとか。
抗生物質は細菌に効くものでウイルスにはまったく効果がないという。ウイルスは自分の力では増殖できないという特徴があり、生き物ではない。遺伝子がたんぱく質にくるまれているというもの。つまり、ウイルスは遺伝子でありその増殖を抑えるのが難しいという。
ウイルスの対策として、ワクチンがある。あらかじめウイルスを体内に入れておくことで抗体という兵隊を作っておくことでウイルスを退治することができる。いわゆる予防接種。
新型コロナウイルスの場合は、まだワクチンを作ることが難しいという。今回の新型のコロナウイルスは、あの有名なサーズにとても似ているという。サーズもちなみにコロナウイルス一種。
しかも、サーズ同様、この新型コロナウイルスも大流行、パンデミックになる可能性があるという。
交通網が発達しているのでパンデミックが起きやすい状態だという。
メキシコのパンデミックの例
2009年3月末5歳の少年が高熱、頭痛、呼吸困難で苦しむ。そして、人口の6割が感染。喉の粘膜の検体を米国疾病対策センターに送る。やがて、首都メキシコシティでも感染が広がる。
検体を調べた、米国疾病対策センター研究員が青ざめる。地球上のウイルスとも一致しないことが判明。つまり、未知のウイルスであることがわかる。調査の結果、豚インフルエンザであることがわかった。
人に豚インフルエンザが感染したのか? インフルエンザは、カモなどの水鳥の病気。ウイルスに突然変異がおこり、豚や他のとりに移るようになる。
新型コロナウイルスも何らかの動物がルーツであるという。新型コロナウイルスのワクチンを作るには6ヶ月から1年くらいかかるという。
ちなみに、サーズのワクチンはまだできてないという。
メキシコでの犠牲者は600人ほどにもなったという。
そして、アメリカに上陸、メキシコで大流行してから2ヵ月後日本にも新型豚インフルエンザウイルスが上陸。しかも、高校生がこのインフルエンザに感染していた。しかも、渡航歴はなく、もうすでに日本に感染者がいたということになる。
感染者の入国を防げなかった理由は、潜伏期間があるからなんだとか。症状がでるまでには2日ほどかかる場合があるという。水際作戦の限界。
このようにウイルスとは怖い存在なんですね。