頭痛、肩こり、疲れ目、それは隠れ斜視が原因かもしれないという。ためしてガッテン!では隠れ斜視の見分け方とチェック法、そしてプリズムメガネを使った治療法などが詳しく紹介されていました。
隠れ斜視の症状
44歳の女性
目の疲れに悩む女性。
ぼやけて見えない。この目の疲れから抜け出したい。4年前に気づく。仕事後の読書で気づいた。文字がぼやけて長い時間読書ができなくなっていた。
目薬も効かなかった。その他、頭痛、肩こりもひどくなってきた。寝ても治らない。
女性の視力は左1.2、右1.0
37歳の男性
目を開けているだけで疲れる。目の使いすぎが原因なのかとはじめは思っていた。目薬を使っていたが一向に良くならなかった。日常にも影響が、ドライブしてる時にふと視界がぼやけることがあった。
街で人にぶつかるようになった。
ちなみに視力は左右1.2
この2つのケースでは、あることをするとすぐに治る
それは片目で見ると一瞬で症状が治ってしまうところ特徴。
隠れ斜視!疲れ目の正体
片目でみると見やすという方2人が登場
日本地図から特定の地名を探す作業をしてもらう
医師が疲れ目をチェック
なんとある時、女性が片目を押さえた。
その時、詳しく検査をしたら。
右目の黒目だけが勝手に動き出した。この時、文字がぼやけて見えていた。
これらの疲れ目の正体は隠れ斜視だった。
なんと日本には6000万人は存在しているといわれている。
MRIで検査すると目を閉じた場合眼球のむきがずれていた。
つまり、目を開けた時にずれているものを修正している。
目を前に向かせようとしているので脳が疲れる。
間欠性斜視
目を開けていても、目がずれる病気。こちらは280万人存在している。
先ほどの2人はこの間欠性斜視だった。
・疲れた時に2重に見える
・片目にすると普通に見える
隠れ斜視の見分け方
5m以上離れたところから新聞紙を見る。片目で5秒間ずつ見てみる(両目は開けたまま、左右の目を交互に隠す)。
右目で見た時と左目で見た時でズレが生じていたら隠れ斜視の可能性がある。
間欠性斜視の症状はないが隠れ斜視になっている人も多い。
ある男性の場合は、目を閉じた時のMRIで眼球がずれていたのが確認できた。
しつこい目の疲れの原因ではと考えられる。疲れまで感じない程度のズレは多くの方で持っている。
そのズレを直しているのが脳。ズレの角度が大きいと脳では処理しきれなくなり目の疲れを感じる場合がある。
隠れ斜視、間欠性斜視の治療法とプリズムメガネ
先ほどの女性
目の疲れが落ち着いてきている。
疲れ目を解決したのがメガネ。今では分厚い本も見えるようになってきた。
このメガネはプリズムメガネといって、斜視用のメガネ。
普通のメガネに5000円プラス程度の値段
プリズムメガネを作るには眼科で診断を受けて、処方箋を持って行くと作ることができる。
先ほどの男性
片目30分、両目1時間の手術で改善していた。
目の筋肉を数ミリずらす手術。目の局部麻酔で行うという。
保険適用で3万円から5万円で受けられる