発行部数50万部『伝え方が9割』の著者が世界一受けたい授業でその内容を簡単に説明する。コピーライターで言葉のスペシャリストの佐々木圭一先生が相手にイエスと言わせる、同意させるコツを伝授していました。先生自身はもともとコミュニケーション力がなかったという。
言葉をイエスに変える方法
ノーをイエスに変える方法は存在している。先生によると、人は1日に22回お願いしているという。
具体的にイエスに変える方法
トイレはきれいに使ってください!という注意書きがあったとする。これを、
いつもきれいに使っていただきありがとうございましたに変えるだけでトイレを以前よりもキレイに使ってもらうことができたという。
これは、言葉の技術で才能でもなんでもないという。
このように感謝とお願いを同時に伝えることでイエスに導く。
具体的なケース
夫にゴミ出しをしてもらう方法
私だって疲れているはダメ!
ゴミ出しか帰宅したらお風呂掃除どちらかお願いできる?と相手に選ばせる。
面倒なことと比較して選択させると相手はイエスと答えやすい。
会合に出て欲しい場合
お願いできる?では
都合が付けばねぇと断られる。
この場合は、あなただけには来て欲しいというように告げる。あなただけにはきてほしいということで特別扱いしているとアピールすることでイエスと答える確率は大幅にアップする。
強い言葉を作る技術
商品名を変えるだけで売上に大きく貢献する場合もある。これも言葉の作る技術。
缶入り緑茶の煎茶(旧商品名)を
おーいお茶に変更したところ、年間6億が40億に売上がアップした。
抗菌効果のある靴下、フレッシュライフから通勤快足に商品名を変えたところ
売上が34倍にアップ、8000万から27億になった。
強い言葉の作り方
大正11年のカルピスは
カルピスの1杯に初恋の味がある
というキャッチコピーで商品を売っていた。
言葉の魔力によって商品が売れていく
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サプライズ法
だれでもこのような強い言葉を作ることができる
例:そうだ京都、行こう。
このように「そうだ」という驚きの言葉を加えるだけでも簡単にキャッチコピーを作ることができる。
これはサプライズ法を使った方法。
リピート法
同じ言葉を繰り返すことで印象を付ける
じぇじぇじぇなどがある。
ギャップ法
手前に正反対な言葉をあえて入れることで言いたいことを強調する。
チャップリンの名言
「人生はクローズアップで見れば悲劇だがロングショットで見れば喜劇だ」
このように強い言葉づくりにはコツがあるということでした。