近年、消費者センター等に柔軟剤の香りに関する苦情が増えてきているという。相談件数がここ3年で7倍にまで急増しているという。この香り過敏症の症状と対策についてU型テレビで詳しく取り上げていました。この香り過敏症は化学物質過敏症のうちのひとつとされている。
香り過敏症の症状とは?
香り過敏症の症状は大きく分けると3つある
初期:目のかすみ、のどや鼻の痛み
中期:頭痛、めまい、動悸、脱力感、倦怠感
後期:思考力、集中力の低下、記憶力の低下、うつ状態になるなど
症状には個人差があり、いっきに初期から後期の症状になる人もいれば、初期の症状から変わらないという人もいる。
過敏症になりやすい人
・女性の方:化粧などで、香りに触れる機会が多いからではないかとされている。香り過敏症の8割の患者が女性。
・アレルギー体質の方
・赤ちゃんからお年寄りまで発症する可能性があるという。
香り過敏症の対策とは?
もし、香り過敏症になってしまったら、薬の投与で症状は抑えられるけれど、根本的な治療法ではない。とるべき対策としては、化学物質と接触しないようにすることが大切。
メーカー側の取り組みとして
メーカー側もこの過敏症への取り組みとして、ホームページやラベルで使用量を守ることや周囲への配慮をするように呼びかけているという。
柔軟剤選びも慎重に選ばないといけないようですね。