チコちゃんに叱られるでは、中高年の男性がオヤジギャグをなぜ言うのかについてがテーマでした。なんでも、それは脳の前頭葉という部位と関係があるということでした。前頭葉は理性を司る部位。この部位の働きが弱ってしまうためにオヤジギャグを連発するようになるということでした。
中高年の男性がオヤジギャグを言う理由
そもそも、おやじギャグとはなにか。広辞苑によると、年配の男性が口にする時代感覚からズレた冗談や洒落のこと。
でも、そもそもなぜ中高年男性がオヤジギャグを言うのか。
番組では、オヤジギャグの聖地といわれる新橋駅前ビル1階の居酒屋で中高年の方がオヤジギャグを実際にどのくらい言っているのか観察。
すると、みなさんオヤジギャグを連発していました。
それを聞いていた若手の社員の方々の反応は「面倒くさい」というものでした。
それでもなぜオヤジギャグを言うのか
実際に居酒屋でオヤジギャグを言っていた男性に、なぜオヤジギャグを言うのかと訪ねたところ、ネタを探すのが楽しい、仲間に入りたいという気持ちがあったからという回答を得ることができました。
脳のブレーキが効かなくなってきている
チコちゃんによる、なぜオヤジギャグを中高年男性が言うのかに対する答えは、脳のブレーキが効かなくなっているからでした。
脳のブレーキが効かないとはどういうことなのか
脳科学者の茂木健一郎先生によると、オヤジギャグは中高年男性の脳の働きの特徴から生み出されるものだという。
なので茂木先生も、オヤジギャグを言うことがあるそうです。
オヤジギャグが生まれる脳の部位
オヤジギャグが生まれるのは、脳の左脳にある側頭連合野という部位。
この部位は言葉について記憶や情報が蓄えられていて、いわば脳の国語辞典と呼ばれているという。
ここに一つの単語が入ってくると、その単語に似た響きのある単語を探し出します。
そしてこれらが結びつくことによってオヤジギャグが生まれるということでした。
脳のブレーキ前頭葉の働きが衰える
オヤジギャグにブレーキをかける働きをする部位は前頭葉。この前頭葉の働きが弱くなってくると、ブレーキをかけられなくなりついオヤジギャグを言うようになるということでした。
前頭葉の働きは年齢を重ねるごとに機能が低下します。
つまり、60歳くらいになるとオヤジギャグを連発する理由はこの前頭葉の働きが低下したため抑えることができなくなったためだったのです。