あさイチでは、皮まで食べられるという国産のもんげーバナナについて紹介していました。なんでもこのもんげーバナナは熱帯ではなく日本のような温帯な地域で作られたバナナ。しかも、この岡山県で作られているバナナは希少品種のグロスミシェルとのこと。
皮まで食べられる国産のもんげーバナナ
岡山県にあるとあるデパートでは、1本680円というバナナが人気だという。週に1度特別なバナナが入荷されるという。その名はもんげーバナナ。
この値段でも夕方までには売り切れてしまうそうです。また、これを目当てに県外からわざわざ購入しにくるお客もいるとか。
このもんげーバナナ、実は国産のバナナで皮まで食べられるのが特徴だということでした。
品種はグロスミシェル
このもんげーバナナの品種はなんとグロスミシェルという希少品種。この品種はパナマ病というのが流行りほぼ絶滅してして世界の市場でもほとんど見かけないという。
凍結解凍覚醒で熱帯のバナナを温帯で育てる
もんげーバナナを栽培している田中さんは40年ほど前、偶然グロスミシェルの株を手に入れ栽培方法の研究を始めたという。
40年がかりでたどり着いたのがバナナの成長細胞を凍結させる、凍結解凍覚醒技術だという。
この方法は成長細胞を段階的にマイナス60で凍結させ、解凍します。
すると、細胞が活性化し熱帯植物のバナナでも、温帯で育つようになるとのこと。
この技術によって病気に強く、無農薬で育つグロスミシェルが復活したとのこと。
もんげーバナナの特徴
非常にねっとりとしていて普通のバナナと食べた感触が全く違うとのこと。また皮も薄いのが特徴とのこと。
特に、このグロスミシェルという品種のバナナはお年寄りの方に喜ばれるそうです。
50年ぶりに懐かしい味を楽しみたいという方にはオススメのようです。