ホンマでっかtvでは、趣味を始めるときは、初心者でも良いもの(ブランド品)を一式そろえて始めるタイプか、そうではなく初心者なので安物、あるいは身の回りにあるものを使ってから始めるタイプかどうかについてその違いを議論していました。
初心者でも一式良いものを揃えてから始めるタイプ
俳優の音尾琢真さんは、趣味を新しく始めるときは一式良いものを揃えてから行うという。それは、形から入ったほうが技術も向上するからだという。
音尾さん自信ジョギングを始めた時、靴が必要だと思って即、アディダスに行ったという。
また、ゴルフはキャロウェイのものを購入し、テニスはヨネックス、サーフィンを始めたときはウェットスーツは厚さが違うものを用意してからやっているとのこと。
道具を全部揃えたあとに自分に合うものをチョイスしていくということでした。
ちなみに、大泉洋さんも形から入るタイプで、形から入ると自分を鼓舞できるとのこと。
形から入るタイプ 収入が高くなりやすく能力が引き出されやすい?
認知科学評論家の中野信子先生は、認知科学的にはものから入る派だという。良いものを買うと能力が引き出されやすくなるとのこと。
これは、テニスをやったことが無い人でも、ラケットがあったら、握って振りたくなるという。
それは、物が脳に作用して機能を引き出している証拠だという。これをアフォーダンスと呼ぶそうです。
趣味を始める時に一式を揃えるタイプの人は、いい道具を使うと高頭頂葉(道具の使用に関わる領域)が刺激されて能力が引き出されやすいとのこと。
また、このようなタイプの人は新規探索性が高いので収入が高くなりやすいとのこと。
ものをそろえないタイプ
俳優の森崎博之さんは、一式揃えるタイプではないとのこと。まずは実際にやってみてから揃えていくタイプとのこと。
森崎さん自信がスキーを何年かぶりに行うことがあって、スキーをレンタルでやってみてハマったのでようやく一式揃えたとのこと。
ブラマヨの吉田さんは、ギターをやりたいと思いギターショップにいった時に、最初は安い道具で十分ということで安いやつを購入したとのこと。
経験するほうが満足感を得る
異常心理評論家の杉浦義典先生によると、異常心理的学的には一式揃えない方が良いという。
同じお金を使うのなら、ものを買うのか、経験をするのかというと経験するほうが満足感が高いとのこと。
つまり、経験にお金を使ったほうが満足感を得られるのでいいですよということでした。これは、いろいろな研究で同じ結果を得ているとのこと。