10月24日のカンブリア宮殿では、トレジャーファクトリーが紹介されていました。ギターや家電や家具や服などさまざまな商品を取り揃えているリサイクルショップ。その人気の秘密は価格にあるという。桐の箪笥がなんと5,000円、女性用のブーツがなんと1,000円など価格が安い。そのため店内は客で大賑わいを催している。その成功の秘密とは?
トレジャーファクトリーの特徴
リサイクルショップというと一昔前までだと個人経営の狭い、商品でごった返している売り場をイメージする。しかし、トレジャーファクトリーは広大な売り場と膨大な品揃えで勝負を挑む。
次にとてもきれいな店内。中古品やリサイクルショップだととうてい思わせない店の作りになっている。まるで、コンビニやスーパーにいるような気分になるという。
仕入れた商品も徹底的にクリーニングする。
こんな特徴のある店を関東を中心に、総合店を51店舗、服飾専門店を20店舗構えているという。また、業績も9期連続で増収増益。売上は80億円にもおよぶという。
トレジャーファクトリーの成功に秘密
素敵商品を大量に仕入れる技
独自CMを制作して、大切なものを売るところというアピールをする。リサイクルショップは中古品の仕入れがとても大切。
一般家庭に赴き買い取りを行う一方で、家電量販店から展示処分品などを大量に仕入れる。また、おしゃれな机やソファーをモデルルームから仕入れる。
こうした、企業が持て余す中古品を独自のルートで仕入れることで商品力を実現
バーコードを使って高値買い
お客さんも、他よりも高くかってくれるということでたくさん商品を持ち込んでくる。その秘密が、バーコードで1品1品単品で管理している事による。
バーコードには商品の仕入れ値と売値、販売開始日から経過日数までが記録されている。このデータを蓄積して分析することで、どんな商品にどんな価格をつけると何日で売れるのかがひと目でわかる。
このシステムで、高値で買い取ることができるという。いわゆる適正価格がわかる。