イギリス、メアリーポートという海に面した街にその呪われた絵が存在していた。その絵は人々を恐怖に陥れるとされ、恐れられていた。仰天ニュースでは、その絵の持ち主を訪れた。呪われた絵の持ち主はショーン・ロビンソンさん49歳。その絵によってどんな恐ろしいことが起こったのか。
呪われた絵の恐怖体験
この絵の持ち主の恐怖体験
・寝ている間に誰かに持ち上げられ、たたきつけられる悪夢を何度も見る。
・起きろとベッドの脇に背が高く大きな男の影が見下ろしている
・テレビを見ていたら、誰もいないはずの2階から足音が聞こえた
・階段の隙間から誰かの視線を感じた
このようなことが何度も起こるので現在その絵は別の場所に預けているという。
絵はもともと祖母のものだったという。祖母ルーシーが友人から譲り受けたものだったという。だが、その絵は飾られることがなく、長い間屋根裏にしまわれていた。
1998年、祖母が老人ホームに入ることになりショーンがその絵を譲り受けることになった。ショーンさんの妻はその絵を酷く怖がった。
そこで地下の物置へ置き去り。絵の存在を忘れていた。12年後のある日、地下室が浸水したために絵は2階の空き部屋へ運び込まれた。それが悪夢の始まりだった。
オカルトまゆつば論 人は「怪奇現象」に騙される (双葉新書) (新書) / 中井和志/著 |
怪現象の始まり
・家族で食事をしていると空き部屋から鳴き声が聞こえたり
・夜中に締まっていたはずの空き部屋の扉が開いていたり
・さらにドタドタという足音が聞こえたり
・妻も誰かに突然髪を触られたり
・誰かに見られている気配を感じたり
祖母から伝えられた絵にまつわる話
祖母が言うには、絵の作者は絵の具に自らの血を混ぜて描き上げていたという。そして、完成した後は自ら命をたったという。ちなみに、その絵のタイトルは「苦悩に満ちた男」だった。
本当に怪奇現象を起こすのか
実際にショーンさんが絵を夜通し撮影して怪奇現象が起こるのかを検証していた。
たしかにその映像には絵が倒れたり、白い煙、誰かが横切る姿が写っていた。
さすがに、絵は地下室にしまうことにした。すると怪奇現象はピタリと止まった。
現在の絵の保管場所はハダーズフィールドというところにある。
ちなみに、番組でも1日その絵を借りて、夜通し撮影したが怪奇現象は見られなかった。