世界で8,000種以上あるトマト。日本で作られていて、糖度は8度以上あるという高唐度トマトが奇跡の地球物語で紹介されていました。高唐度トマトはトマトにとって厳しい環境で作られる。なんでも、最近では新技術を使った新開発トマトも登場しているという。
高唐度トマトの驚きの以外な栽培方法
枯れる寸前のしおれた葉っぱ。地面を見ると藁が敷かれており、土はカラカラに乾いている。トマトは水を全然やらなくても枯れないという。トマトはスパルタで栽培すると甘くなるという。つまり、甘いトマトを栽培するときは、水などは最低限におさえてやる必要がある。
高糖度トマトの特徴は、水に入れるとすぐにわかるという。それは水に入れると下に沈むトマトが糖度が高いトマトなんだとか。
甘いトマトはなぜ水にしずむのか?
水を少なくしてトマトに与える水を減らして栽培すると、トマトは大きくならない。トマトの糖分は大きさに関係なく均一なので、水を与えないで栽培されたトマトはその分濃度が高くなり、比重がその分高くなる、そのために、トマトは水に沈む。
高糖度トマトは、茎に細かい毛が生えているのも特徴。少しでも水分を吸収しようと頑張っているんだとか。そのため、実ったトマトがすべて高糖度トマトになるというわけではないという。頑張って水分を吸収したトマトは甘くならないのだ。
甘いトマトは全体の3割から4割くらいしか収穫できないという。安定した収穫は難しいという。
他に、糖度が高いトマトの見分け方としては、星マークがはっきり見えているものほど甘いという。また、渋いグリーン色になっているものも甘いトマトなんだとか。
最近では画期的な方法が開発された
最近では、高糖度トマトをちょっと変わった方法で栽培しているところがあるという。土の代わりにフィルムを使って栽培する方法。砂漠などでも野菜が栽培できるようにと開発された技術。このフィルムでトマトを作ったらなんと、糖度11.3どというスイカと同じくらいに甘いトマトが偶然出来たという。
収穫率もアップして、今現在も開発中という。糖度は最高で20度くらいアップさせることができるのでは? と期待しているという。