
2025年10月13日放送のきょうの料理の「はじめての手仕事」では、渋柿を使った干し柿を紹介していました。詳しいレシピの解説は料理家の榎本美沙さんでした。調理時間は15分ですが完成するまで3週間ほどかかります。
渋柿の干し柿の作り方
調理時間: 15分
材料: 4人分
材料
- 渋柿(傷がなく、枝がT字になっているもの)…12個
- 荷造り用のひも(約70cm)…6本
- 35度以上の焼酎またはホワイトリカー…適量
作り方
- 渋柿はヘタの付け根ぎりぎりまで皮をむきます。
- 荷造り用のひもを用意し、柿の枝のT字部分に固結びします。ひもの両端にそれぞれ柿を結んで、1本に2個ずつ吊るします。
- 鍋に湯を沸かし、柿をひもを持って湯に沈め、5秒経ったら引き上げます。ザルに並べて湯を切ります。
- 柿が重ならないようにハンガーなどに掛けて、屋外に干します。
- 35度以上の焼酎またはホワイトリカーを霧吹きで全体に吹きかけ、殺菌します。
- 夜は室内に取り込み、翌日また外に干す作業を繰り返します。
- 1週間ほど干したら、柿の実全体をやさしく揉みます。ここから毎日1回揉んで、さらに1〜2週間干します。
- 干してから約3週間で食べ頃になります。
干し柿の感想
手間はかかりますが、昔ながらの方法で作る干し柿は甘みが凝縮され、柔らかい食感と自然な風味が楽しめます。日に日に変化していく柿の様子を観察するのも楽しみのひとつです。自家製ならではの味わいをじっくりと味わえます。