2024年12月1日放送のシューイチ まじっすか発明品のコーナーでは、カレーの味を自在に変えるクロノスプーンを取り上げていました。このスプーンを発明したのは明治大学教授の宮下芳明さんでした。
クロノスプーンの特徴
味のタイムマシーン
このスプーンを使うことで時間を進めたり戻したりすることによる味の変化を体験することができるスプーンとのこと。実際に時間が変化するわけではありません。
スープカレーが味変 72時間後の味
スプーンのダイヤルを回すと最大72時間後のカレーの味を再現することができます。ダイヤルを回し、スープカレーをすくい、ボタンを押すと装置から液体が投入されて72時間たった味を再現してくれます。
この液体には4つの成分が含まれていて、その成分を調節することで3日間熟成させた味にタイムスリップさせるということでした。
時間を戻す
時間を進めることができるならば、戻すこともできます。先程の72時間後のスープカレーをすくい、うま味や塩味を抑えるための水などの成分を追加すると作りたての味に戻すこともできます。
クロノスプーンの感想
クロノスプーンは、未来や過去の味を再現できるというユニークな発想が魅力的な発明です。特にカレーの味を最大72時間後まで熟成させた風味を楽しめる点は、新しい食体験として興味深いものがあります。また、時間を戻すことで作りたての味に近づけることもできるというのは、味を自在にカスタマイズできる楽しさを提供してくれます。
調味料では再現しにくい時間の経過による味の変化を簡単に試せるので、料理好きやグルメな方にとっては非常に魅力的なツールだと思います。味の変化を視覚的に体験できる点も、実験のようで面白いポイントです。