「チコちゃんに叱られる」では、妊娠・出産してママになった時になぜイライラするのか、その理由について取り上げていました。これには2つのホルモンが関係しているそうです。特に愛情ホルモンと言われているオキシトシンは攻撃性が増すそうです。
妊娠出産して母になった時にイライラする理由
番組では、ちょっと前に出産されたママたちに当時をふりかえってもらいイライラしたかどうかをインタビューしていました。
やはり、ちょっとしたことでイライラしていたという回答が多数でした。
でもなぜ、出産して母親になった時にイライラすることが多くなるのでしょうか。
その理由は、人は群れで生きる動物だからだということでした。
女性ホルモンの急激な増減も原因の一つ
イライラのメカニズムに詳しい、自治医科大学の尾仲先生による母になるとイライラする仕組みは次のとおりでした。
女性は妊娠することで胎盤から様々なホルモンが分泌されるという。
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このエストロゲンは出産までは増え続けるのですが、出産を終えると急激に減少してしまうとのこと。
このエストロゲンの急激な増加と減少が女性のイライラや不安を増幅させるということでした。
群れで生きる動物というのも原因
出産後のエストロゲンの減少で不安が起こります。その不安を解消すべく、人類の選択としては本能的に共同養育を行うようになっていて、親戚や身内などで子供を養育する時代ではは安心して子育てをすることができました。
現実問題として現代では核家族化が進み、個人で養育を行わなければならず、本能と現実のギャップにさいなまれてイライラにつながっていることでした。
オキシトシン(愛情ホルモン)で攻撃性が増す
しかし、出産後はエストロゲンに急激な増加減少は起こりません。
それなのに、出産後でもイライラしてしまう理由は別のホルモンが関係しているという。
それはオキシトシンというホルモン。
このオキシトシンは別名、愛情ホルモンと呼ばれ、子供との絆を深める働きのあるホルモンだという。
一方で、このオキシトシンは攻撃性が増すホルモンであることが最近の研究でわかったということでした。
まとめ
出産後のイライラの原因はいろいろなことが絡み合っているのですね。
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