子供のやる気を引き出す方法、やる気をONにする方法があさイチで紹介されていました。今回は特に子供のやる気を引き出す方法が紹介されていましたが、大人でも応用可能とのこと。やる気を引き出す言葉、環境、そしてやる気を維持すること、苦手克服法などコツが番組で取り上げられていました。
やる気を出させる言葉
東京にある私立中高一貫校(品川女子学院)
子供のやる気をはぐぐむ取り組みを20年以上行っている
志願者数は20倍ちかくにもなったという
生徒のやる気に関するアンケート調査、2年前から中学3年生には全員にこのアンケートを実施している。
200人余。
やる気を左右した事柄など4項目をチェック。その結果を親御さんに伝えて、やる気を出す手がかりを与えている。
アンケートの結果
やる気が出た親の言動は?
1位:ご褒美があるとき
2位:頑張ったのを認められた時
3位:褒められた時
どんなご褒美があると嬉しいのか?
ものだけでなく言葉のご褒美でも嬉しい
やる気が無くなった親の言動
1位:~しなさい
2位:誰かと比較
3位:その他
「~しなさい」の代わりに使う言葉、選択肢を与えるような言葉。
例:「宿題はお風呂の前にやるのか、後にやる?」
子供が自分で一応選んで決めることができる。自分で選択肢を判断させることでプラドを持たせる。
選択肢があることでやる気以外にも効果がある
。
人は選択肢があることで嬉しく思うということもわかっている。また、自分で選択肢を選んで行うと成績もアップすることがわかっている。
さらに、失敗してもやる気が持続するという(選択肢がない場合に比べて)。
結論、子供にやる気を出させるには選択肢を与える!そんな言葉をかけてあげる。
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やる気を出せる環境
脳神経外科医の先生が登場。やる気をを出させるには環境も大切。その環境づくりのコツ
・いつも一定の場所で勉強をする:あちこちで勉強をすると脳がちゃんと働かないという現象が起きる。
・大好きなものは見えないところに片付ける
・少し前に倒した姿勢をする(少し前のめり):前に少し倒すことで視界が狭まり集中しやすくなる。ただし、猫背になってはいけない
・目を閉じて環境を整える
やる気をを持続させる方法
20分の集中が続かなくて困っている親御さん。そこで専門の大学教授が集中力を持続させるコツを伝授。
上下の関係があまり良くない。そこでナナメの関係が重要。
ナナメの関係とは兄弟のような関係のこと。親と子という縦の関係とは違った関係。少し上から見守るような感じなのがナナメの関係の特徴。
このナナメの関係を築くには命令や否定ではなく、提案型でことを進めていくとが大切。
「今やらなければならない宿題をやりなさい」ではなく「こっちの宿題を先にやったほうがいいじゃない」という具合に提案する。
声をかけるタイミングも大切。子供が漢字の書き順を間違えた時は、その文字を書き終えた時に指摘する。一通り書き終えた時に指摘する。
苦手意識の克服法
なかなか宿題をしないと悩む親御さん。国語が苦手なのでなかなかはじめない。そこで先生登場。
なぜやる気が置きないのか子供に聞いてみた。
すると眠いからという解答が。
そこで先生が提案したのが、ウォーミングアップように優しい問題を本人の前で作ってやらせてみる。母親も一緒に座って行う。そして、本人の前で丸付けして褒めてあげる。これだけで、苦手な問題にも取り組むようになるという。
ウォーミングアップ用の問題は得意な教科から作る。自分の好きなものからやると、成功体験を得てやる気のスイッチが入るという。
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