日本でも年間で10万件もの突然死が起こっているという。働き盛りの40代から50代から小学生までとその範囲は広い。これから訪れる冬は特にこの突然死の原因である心筋梗塞や脳卒中といった病気が起こりやすいので注意したいところです。世界一受けたい授業では、この突然死のリスクを減らす方法が紹介されていました。ちょっと気になるのが子供の突然死の原因です。もちろん、遺伝的な意味の原因ではなく。
突然死の原因とは?
そもそも、突然死の原因とは何なのでしょうか。その7割の原因が心臓、脳の血管の病気で起こるとされている。例えば、心筋梗塞や脳卒中といった病気。
くも膜下出血の場合、脳のくも膜の内側で起こる出血が原因で起こる。やはり、この病気の背景には高血圧がきっかけになっている。
ちなみに、30代男性の場合、1日の中で血圧が高くなる時はトイレでいきんでいる時なんだとか。高齢の方や日頃血圧が高い人は特に注意する必要があるそうです。
くも膜下出血の20%がトイレで起きているという。
くも膜下出血の前兆
・頭痛
・首の後がいたくなる
・まぶたの違和感
突然死の対策・予防
・まず先ほどのようにトイレではいきみ過ぎないこと
・温かいところから寒いところに行くと一時的に血圧が上がるので、おきてトイレに行くときはなにか1枚羽織っていくなど工夫をするだけでもそのリスクを減らすことができる
・トイレを暖かくすることも
・デスクワークが多い人は、血栓ができないようになるべく足を動かす
子供の突然死の原因 心室細動とは?
番組では、子供の突然死の原因も紹介されていました。とくに、心室細動という心臓の病気には注意が必要のようです。心室細動とは、心臓の心室と呼ばれる血液を送り出す働きをしている部分が痙攣を起こして、全身に血液が送られなくなる状態。これによって突然死が起こるケースがあるという。
心室細動が起こる意外なきっかけ
この病気になる意外なきっかけがあるという。それは、野球などの練習中にデットボールで心臓にボールが当るなどそういったことで引き起こされることがあるという。日本でも年間20件ほどあるという。
どうして、子供に多いのかというと、それは心臓や肺を包む骨がしっかりと発達していないからなんだとか。
心室細動になったら、AEDを使って5分位内に処置を施して、心臓の痙攣を止めないと助けることは難しいという。
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