10月28日のモーニングバード!では、歯の殺菌治療法および最新予防法が紹介されていました。まずはレーザーによる保険適用のある殺菌治療法とアイコンという保険適用外の治療法、そのほか3DSというマウスピースをつかった最新むし歯予防法まで詳しく取り上げていました。
エルビウムヤグレーザーによる殺菌治療法
中程度のむし歯にも対応した殺菌治療法が開発されている。エルビウムヤグレーザーと使い口内細菌を殺菌し治療する。このレーザーでもって、歯にこびりついた歯垢を除去したりもできるという。ガリガリ音は一切なし。C2の初期段階のむし歯までならこのエルビウムヤグレーザーによる治療が可能とのこと。
レーザー治療は実は安い。保健も適用される。
アイコンという治療法
むし歯を削らずに、歯の表面に樹脂を塗り固めて治療する。むし歯の始まりは、穴が空く前の段階がある。表面が溶けて軽石のような状態になった隙間だらけの歯の部分に、この樹脂を入れて、細菌を入らないようにする。
アイコンはc1の初期までのむし歯に対応している。
保険適用がされておらず、値段は高め。歯全体で2万円から3万円が相場なんだとか。
3DSというむし歯予防法
番組では横浜市鶴見大学歯学部が紹介されていました。ここでは、虫歯菌や歯周病菌を殺菌する画期的な予防システムの研究を行っているという。
最新むし歯予防法3DSという(Dental Drug Delivery System)薬剤を歯に浸透させる治療法を行っているという。
3DSというマウスピースのような器具を歯に装着して、そこに薬剤を浸透させて、虫歯菌や歯周病菌を殺菌する。
さらに、3DS治療のメリットは、虫歯菌とうを殺菌することで血管に入っていく細菌を減らしていくことができる。
口内細菌(虫歯菌・歯周病菌)は高血圧や心筋梗塞、脳卒中の元凶?
なぜ、口内細菌が高血圧の原因になったりするのかというと、口の中にはたくさんの菌が生息している。そのため、歯磨きなどでもその菌が血管の中に入っていく。
これらの菌はやがて血管の壁にへばりつきコブを形成して、血管を狭めてしまうこともある。そのために、高血圧や脳卒中の原因になると言われている。
歯をきれいにすることが体全体を健康にしてくれる。
ちなみに、3DSの治療の値段は10万円ほどかかるという。保健は適用されない。
歯の治療法が増えてくると、患者はどういった治療を受けるのか迷ってしまう。なので、どんな治療があるのか知っておくと便利かもしれません。
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