世界一受けたい授業では疲労がテーマ。その中でも一番こわいのが隠れ疲労という疲労。放置しておくと突然死の原因にもなるという。この隠れ疲労とは何なんか? また、その解消法や対策法などが番組で紹介されていました。疲労とは、細胞がサビて傷つくこと。活性酸素が大量に発生して細胞を錆びさせる。
一生懸命に頑張っている真面目な人ほどなりやすい危険な疲労。それが隠れ疲労。
隠れ疲労とは?
普通、細胞が傷つけられて疲労が起こると、脳につかれたという信号が送られる。しかし、やりがいを感じる、楽しい、面白いと感じてしまうと、脳の前頭葉で疲労感をかき消してしまう。
ほんとうは疲れているのに疲れていることが気づかない状態が続く、これが隠れ疲労の正体。
激務でも楽しいと思って仕事をしていると疲れを感じなくなることがあり、また、褒められるとさら嬉しいので疲労感を感じにくくなる。
ゲーム・スポーツなどでこのような体験をしたことがある方もいるかもしれません。
ちなみに、人間以外の動物では隠れ疲労はないという。
蓄積した疲労を回復させる方法
隠れ疲労で蓄積した疲労を回復させる方法
・睡眠をしっかりと取る:睡眠の質を上げるために、寝る前はオレンジ色の照明をつける。こうすることで、体が夜が来たと思い込み、副交感神経が優位になり眠りやすくなるという。
・鶏のむね肉を食べる:鶏のむね肉には疲労を回復させるイミダゾールジペプチドというのが含まれており、細胞の酸化を防いでくれるという。1日100gの鶏のむね肉を毎日2週間食べ続けた方々のうち85%の方で実際に疲労回復効果が得られたという。
隠れ疲労の対策
隠れ疲労は体のサインを見逃さないことが大切。例えば、勉強などで興味のないことをしていると飽きる。この飽きるというのは脳の第一の疲労のサイン。
なので、40分くらい作業したら5分ほど休憩すると疲労がたまりにくくなるという。また、次に違う科目をやって脳の違う部位を使うことで勉強の効率もアップする。
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