8月14日の東洋医学ホントのチカラでは舌清掃することでおなかの不調が改善するということを取り上げていました。舌をきれいにする目的としてはやはり口臭予防で行っているという人もいるかもしれませんが、実は大腸がんの予防や腸内の悪玉菌を減らす効果もあるそうです。番組では1日2回の舌清掃をすることでどういった効果が出るのかも検証していました。
舌の清掃をするとおなかの不調が解消する?
近年、便秘や下痢など慢性的なおなかの不調に悩む人が増えているという。そんな中で意外な東洋医学が注目を浴びているという。
それは、アーユルヴェーダ。古くからアーユルヴェーダでは舌清掃が行われてきたという。
番組に登場したインド出身の女性は毎日家族みんなで舌をきれいに清掃しているということでした。
歯磨きだけしかしていない人の口の中
さらに番組ではおなかの不調があるという人たちに集まってもらい、お口の中にどのような菌がいるのか調べていました。ほとんどの方々は歯磨きをしているがもちろん舌清掃はしていませんでした。
調査の結果、ほとんどの人の口の中からおなかの不調に関係する悪玉菌が発見されました。
実はこのような悪玉細菌は唾液と一緒に腸まで届きお腹の病気と深くかかわっていることがわかっているとのこと。
そのため、近年病気の予防を目指して世界各国で舌清掃が注目されているとのこと。
歯の汚れだけでなく舌の汚れも落とすことが予防医療に役立つのではないかということでした。
1日2回の舌清掃で検証
では1日どのくらい舌清掃すればよいのか。またどのように舌清掃をするのでしょうか。
番組では1日2回、舌ブラシを使ったセルフケアを被験者の方たちに行ってもらいその効果を検証していました。期間は1か月でした。
お腹の不調を抱えていた被験者の方々はどうなったのでしょうか。この調査は問診票を使いおなかの調子が悪い人ほど得点が高くなるというものでした。
結果は11人中10人で改善効果が見られました。
舌の清掃も今日から始めてみるとおなかの不調が改善するかもしれませんね。