テレビ朝日で放送された今でしょを講座では、今世界が注目しているという納豆の成分であるスペルミジンに注目してなぜ死亡率が低下するのかその効果について取り上げていました。スペルミジンについて詳しく教えてくれたのは慶應義塾大学大学院医学部教授の渡辺光博先生でした。
納豆のスペルミジンで10パーセント死亡率が下がる理由
国立がん研究センターが約9万人を15年かけて調査した結果、なんと納豆を1日1パック食べた人たちは死亡リスクが10%減少したということがわかったそうです。
心筋梗塞などの循環器系疾患にいたっては約20%死亡率が減少したとのこと。
これらを健康効果を踏まえて、納豆に含まれている体に良い成分として世界で注目されているのがスペルミジンだということでした。
このスペルミジンは腸を元気にして免疫力をアップさせてくれるとのこと。
スペルミジンにはどんな効果がある
渡辺先生によると納豆のスペルミジンは腸内の劣化した細胞を修復して免疫細胞を活性化するという。
腸内の免疫細胞は老化とともに減少していきます。スペルミジンはこの免疫細胞を元気にして様々病原菌を減らす働きがあるということでした。
スペルミジンはどのようにして作られる
スペルミジンは大豆を発酵させることで作られる成分。つまり、大豆に含まれている成分というわけではないので豆腐などはあまり期待できないということでした。
免疫力アップにはお酢か乳酸菌を合わせる
続いて、免疫力をアップさせるトッピングとして番組で紹介していたのは次の2つの方法でした。
- 納豆に細かく切った白菜漬けを加える(キムチでもOK)。この方法で乳酸菌を加えることができます。
- お酢を納豆に加える。酢を加えることで腸を活性化させ、血流も良くするとのこと。お酢に含まれているグルコン酸という成分にも腸内の善玉菌を増やす効果があるとのこと。
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