夏の疲れと腎臓の関係。腎臓は一度悪くなるともとに戻すことはできないという臓器。秋になってなんか体が疲れてきたという方はもしかしたら腎臓が原因かもしれません。健康カプセルゲンキの時間では、この腎臓をいたわる方法が紹介されていました。
腎臓の機能とは?
腎臓の機能には主なもので2つあるという。
尿を作る
糸球体と呼ばれる、毛糸玉のように丸まった毛細血管に血液が流れて、血球やタンパク質などの栄養分と分子の小さい老廃物や余分な水分をろ過して尿を作っている。
体の体液量を維持する
もう一つの腎臓の大切な機能として、体の体液量を維持する役割ががある。この役割こそ、夏の過ごし方と腎臓が関係している理由でもある。
人間を構成する細胞はあ、水分、タンパク質、ミネラルなどで構成されていて、体の60%は水分。このバランスを保つために血液を綺麗にして再吸収したり、尿として排出して調整している。
この役割を妨げる生活習慣は塩分の過剰摂取と飲酒。つまり、腎臓にとってこの2つはあまり好ましくないということ。
例えば、体内の塩分が高いと、体の中でそれを薄めようとして水分をたくさんため込もうとする。そのため、体がむくんでしまうという。そのため、あまり尿を出さなくなる。
また、飲酒によってアルコール濃度が高くなると利尿作用で尿量が多くなり、体が脱水状態に傾いてしまう。体内に必要な分の水分までも外に出してしまうことになる。
脱水状態になると、血液をろ過する圧力が低下してしまい、老廃物をうまく出せなくなり腎臓にダメージを与えてしまう可能性がある。
また、夏のなどに汗をかいて水分補給をサボっていると、尿の濃度が高くなり、カルシウムとシュウサンが結合して尿路結石になることもあるという。
アルコールを摂り過ぎても、石が出来る場合がある。それは尿酸結石。
これら結石の対策法は、水分をしっかりとること。
腎臓のお疲れ度チェック
番組では、腎臓がどれくらい疲れているかをチェックする方法が紹介されていました。これらの項目が3つ以上当てはまる場合は腎臓がつかれているかもしれないという。
・疲れやすい、立ちくらみが起こる
・二日酔いになるくらいアルコールをとる
・足がよくつる
・夜間によくトイレに行く
・塩分の多い食事を好む
これら対策としては、塩分をいひかえめにすることと喉が渇く前に水分をとること。
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