きょうの健康では、ゲーム障害の兆候や症状、治療法などについて紹介していました。詳しく教えてくれたのは、日本で初めてゲーム障害の専門外来が設けられた国立病院機構久里浜医療センターの樋口先生でした。
ゲーム障害の症状
実際にゲーム障害とはどんな症状なのでしょうか。病院を受診された9歳から46歳の患者さんに起きてきた問題は次のようなものがあるそうです。
ゲーム障害の兆候
ゲーム障害の兆候には次のようなものがあるそうです。
- 使用時間がかなり長くなった
- 夜中まで続ける
- 朝起きられない
- 絶えずゲームのことが気になる
- 他のことに興味を示さない
- 注意をすると激しく怒る
- 課金が多い
- 使用時間や内容などについて嘘をつく
兆候が出た場合どうするか
まずは注意すること。ゲームの時間が減れば問題ないが、そうでなければ問題がある可能性があるので医療機関の受診を検討するのも対策になるとのこと。
全国にゲーム障害やネット依存を扱っている医療機関が現在80ほどあるとのこと。精神保健福祉センターや保健所などに相談すると医療機関がどこにあるのか教えてくれるとのこと。
ゲーム障害の診断
診断のポイントは全部で次の4項目あるそうです。
- ゲームのコントロールができない
- 他の生活上の関心事、日常の活動よりゲームを優先
- 問題があるにも関わらずゲームをする
- 個人、家族、社会における学業上または職業上の機能が果たせない
ゲーム障害の治療
実際に行われているというゲーム障害のち療法には次のようなものがあるそうです。
- 診察:症状や健康問題、日常生活を把握。有効の薬物療法は無いとのこと。
- カウンセリング:患者にゲーム障害を理解してもらう。日常生活のストレス
- デイケア:集団で運動、一緒に食事やディスカッション、認知行動療法を行う(基本的に運動する)
- 入院療法:物理的にゲームから遠ざける。生活リズムを整える。入院期間は2ヶ月ほど。
感想
自分も結構オンラインゲームをやっているので気をつけたいと思いました。
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