たけしの家庭の医学ではストレスや緊張が原因のけいれん性便秘を解消する方法を紹介していました。なんでもこの手の便秘は先生からの電話1本で便秘が改善した人もいるとか。詳し詳しく教えてくれたのは国立病院機構久里浜医療センターで便秘外来を開設している水上健先生でした。
けいれん性便秘の見分け方
そもそもけいれん性便秘とはどういう便秘なのでしょうか。先生によると、不安やストレスなど受けやすい体質が関係している便秘とのこと。
なので気にすれば気にするほど便秘が悪化してしまうとのこと。
このけいれん性便秘かどうかを見分けるには2つのポイントがあるとのこと。
- 便の形がコロコロとしている:1センチから2センチの硬いコロコロとした便が出る。これは不安やストレスなどで大腸が収縮し便が圧縮されて水分が失われることで起きるそうです。
- 生活環境が変わると便秘になる:けいれん性便秘の方は体質的にわずかなストレスでも大腸が収縮しまうことが多いので、ちょっとした環境の変化で便秘になるとのこと。
これらの項目のうち2つあてはまっていたらけいれん性便秘の可能性が大きいとのこと。一つだけあてはまっていたら要注意とのこと。
腸が開くリラックス法 けいれん性便秘改善
番組では、リラックスして腸を開かせてけいれん性便秘を改善する方法を紹介していました。やり方は次のとおりでした。
これを続けることで、ストレスで閉じてしまった腸を開けて便秘を解消させることができるということでした。
先生からの電話1本で便秘改善
番組では水上先生からの電話1本で数十年便秘に悩んでいる人が実際に改善するのかどうか検証していました。
50歳の女性は便秘歴40年で10日に1回ペース。ひどいときは1ヶ月お通じが無いということでした。
もうひとりの女性は54歳で同じく便秘歴40年以上。排便ペースは4,5日に1回でひどいときは10日間お通じが無いとのこと。
電話の効果
先程の二人女性は水上先生とおよそ5分電話で話しました。
50歳の女性は電話から3時間後に2週間ぶりのお通じが来ました。さらに3日後には、下剤を飲まないですんなりとバナナ便が出たとのこと。
さらに5日後、6日後と連続で排便があったそうです。10日で1回のお通じが、電話のあと1週間で4回にまでお通じが増えていました。
54歳の女性は電話のあと毎日お通じがくるようになったとのこと。
先生が電話で行っていたこと
水上先生が5分の電話で何を話していたのかというとお通じがなくても大丈夫、不安になることは無いなど、便秘に悩む人の不安を取り除いていました。
たったこれだけで先程の女性の便秘は改善していました。
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