WBSではバクテロイデスという腸内細菌の認知症予防や心臓病予防(動脈硬化)の効果について紹介していました。まだ詳しいことはわかっていないそうですが今後注目される腸内細菌とのこと。バクテロイデス増やすポイントはレジスタントスターチにあるとのこと。
バクテロイデス 心臓病や認知症予防に役立つ腸内細菌
腸内フローラとは大腸にいる1000種類、100兆個以上の腸内細菌の集まり。
この腸内細菌の中のバクテロイデスというものが動脈硬化や認知症予防に役立つのではないかと注目を集めているとのこと。
ある研究で、心臓病とそうでない人のバクテロイデスの割合を調べたところ、心臓病の患者はバクテロイデスの割合は18%だったのに対して健康な人は27%となっていました。
つまりバクテロイデスが多いほど心臓病を減らせると考えられるとのこと。
バクテロイデスを増やすポイントはレジスタントスターチ
ではバクテロイデスを増やすにはどうすればよいのか。人間の大腸を模した装置を使った研究によると、パン米などに含まれているレジスタントスターチという成分を加えたことで、バクテロイデスが2倍に増えたとのこと。
レジスタントスターチ
レジスタントスターチとはパン、米、パスタなどに含まれているデンプンの一種。
小腸で消化されにくく大腸まで届くのが特徴。
これによって大腸にいるバクテロイデスの餌になることでバクテロイデスが増加するというわけです。
冷やご飯など冷ますと増える
レジスタントスターチは温かいご飯などにも含まれているが、冷やご飯などのように冷ますことでレジスタントスターチは1.5倍に増えるとのこと。
食物繊維
また、食物繊維もバクテロイデスを増やすと考えられているとのこと。
バクテロイデスと認知度予防の関係
バクテロイデスは更に認知症予防にも役立つと考えられているとのこと。
ある研究で認知症患者とそうでない人128人の腸内細菌のバクテロイデスの割合を調べたところ、認知症患者は健康な人に比べて10%ほど低かったとのこと。
バクテロイデスが認知症予防に役立つメカニズムについては詳しくはまだわかっていないとのこと。
感想
コンビニでおにぎりを買うときは温めないほうが健康的には良いみたい。
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