林修の今でしょ講座ではしめじを食べると睡眠の質が改善する可能性があると紹介していました。なんでも、しめじに含まれているオルニチンという成分にそのような効果があるとされているそうです。
しめじを食べると睡眠の質が改善する理由
しめじの成分、オルニチンが睡眠の質を高める理由はノンレム睡眠を延ばす効果が期待されるためでした。
大手食品メーカーの研究によるとオルニチンを摂取したマウスにノンレム睡眠の延長効果あるということがわかったそうです。
睡眠は、ノンレム睡眠とレム睡眠が交互に起こっていて、ノンレム睡眠はいわゆる深い睡眠に関係しています。
また、このノンレム睡眠のときに大脳が休息するということがわかっているとのこと。
ノンレム睡眠を延ばす理由
番組で解説してくれた馬渕先生によると、はっきりとしたメカニズムはまだ解明されてはいないが、ノンレム睡眠を長くする理由として次の2つをあげていました。
- 睡眠を妨げるストレスを軽減
- 睡眠に関わるホルモンの分泌を促進する
これらのことが複合的に起きて良い睡眠へと導いているのではないかということでした。
起床時の眠気が改善
オルニチンと睡眠に関する研究の中には、オルニチンを摂取した南極隊員は起床時の眠気が改善した、というものもあるそうです。
これは鹿児島大学などが行った研究で、南極地域観測隊員にオルニチンを約4週間毎日摂取させて睡眠の状態を分析。
その結果、オルニチンを摂取したグループは起床時の眠気が改善したそうです。
まとめ
どれくらいの量のしめじを食べると効果があるのかについては不明とのこと。
ただ、日頃からしめじだけでなくいろいろな食材からオルニチンを摂ると睡眠の質の向上につながるのではないかということでした。
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