ガッテンでは後頭下筋群のコリが原因で起こる首こりを解消する体操を紹介していました。詳しく教えてくれたのは文京学院大学理学療法学科助教の上田泰久先生でした。首こりと肩こりは勘違いしている人も多く肩こりが改善しない場合は首こりが原因かもしれないとのこと。
目次
首こりを解消させる体操
番組では首こりを解消する体操を紹介していたのでまとめました。やり方は次のとおりでした。
イヤイヤ運動
- 椅子に座ります。
- 目を閉じて右側にゆっくり小さな角度で左右に動かします。
- これを1日1セット20往復を3セット行います。
うなずき運動
- 次にうなずくような動きを行います。目をつぶって顎を少し上げます。
- そして顎を下に引きます。
- これもゆっくりと1セット20回3セット行います。
アゴ引き運動
最後は後頭下筋群のストレッチを行います。
- アゴをグーッと引きます。
- これを3秒間キープします。そしてもとに戻します。
- これを1セット10回行います。1日3セット行います。
首こりを肩こりと間違い15年間肩の不調が続いたケース
肩こりは背中にある大きな筋肉、僧帽筋の血行が悪くなって起こります。ある女性は肩こりだと思っていたところ首コリが原因だったため、その不調が15年も改善しなかったそうです。
首こりによる肩の不調の場合は肩こりの解消法などを行っても一向に改善することは無いとのこと。
首コリの症状の特徴
この女性のケースでは首コリの症状として、偏頭痛を含む頭痛や首の上の方の張りや痛み、首の動きが悪いのが特徴とのこと。
首こりの原因
首こりは首の後頭部の奥にある後頭下筋群という筋肉がこることによって起こるとのこと。
この後頭下筋群が硬くなる原因は2つあるとのこと。
- 姿勢:姿勢悪いと後頭下筋群が縮みっぱなしになり血流が悪くなりこり固まるとのこと。例としてパソコンの画面を長時間見続けるなど。
- 目を動かし続ける:目がうごくことで、顔も一緒に動き後頭下筋群に負担が掛かりこり固まるとのこと。例えば、スマホでスクロール画面を見続けるなど。
このように首こりの原因となる行動は普段からしている可能性が高いです。
まとめ
肩こりが改善しないという方は試してみるといいかもしれませんね。