夏になると汗が原因で、背中や下着のあとなどが痒くなったり、湿疹ができてしまったりと皮膚に関するトラブルが増えますが、それって汗もだと思われがちです。しかし、実は接触性皮膚炎の可能性が高いという。このネタは8月20日のひるおび!で紹介されていました。
この接触性皮膚炎皮膚炎の特徴をまとめると次のようになります。
①赤みやボツボツとした発疹(ほっしん)ができて痒みをともなう
②かきすぎると傷になったり、その部分に細菌が入り症状が悪化する可能性もある
③日焼け、乾燥などで肌が弱っているとなりやすい
このように、下着などで蒸れる部分に汗がたまることで、その成分で皮膚が負けてしまって起こる皮膚炎のことを接触性皮膚炎と言うそうです。接触性皮膚炎は俗にいうと「かぶれ」と同じことなんだそうです。
③のところで乾燥とありますが、夏の湿った環境では肌は乾燥しないと思われがちです。しかし、そのような環境でも肌は乾燥するそうです。
接触性皮膚炎は汗もとどう違うの?
汗もというのは、汗のくだが詰まってしまい、汗が皮膚の外まで出られなくなった状態のことをいうそうです。だいたい汗をかいて、かゆいかゆいといっているのは、汗もではなく、接触性皮膚炎(かぶれ)のことなんだそうです。
また、汗もはあまり痒みを伴わないそうです。
接触性皮膚炎皮膚炎の予防法
①通気性のいい素材(綿や麻)の衣類を着る:蒸れないようにするのが目的
②爪を短くして清潔にする:かいた時に爪からばい菌が入る可能性がある
もし、接触性皮膚炎になってしまったら、市販のかぶれ用の薬をぬるか、皮膚科を受診する。
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