ジョブチューンでは、脂肪肝を予防する食材として鶏のむね肉がおすすめだということを取り上げていました。1日の食べる量は200gで脂肪肝を予防できる理由はBCAAという必須アミノ酸が含まれているからだということでした。10日間食べ続けた効果とは。
鶏のむね肉が脂肪肝予防に効果的な理由
肝臓は臓器の中でも重要な役割を担っています。消化された食べ物をエネルギーに変えて体中に送ったり、アルコールや老廃物を無害なものにしたりして体の外に排出してくれたりと生命維持には欠かせない臓器。
食事や乱れたり飲み過ぎなどで肝臓に負担をかけすぎると、肝硬変という恐ろしい病気になることもあるという。
肝硬変は40代からそのリスクが高くなると言われているそうです。肝硬変になると、全身のかゆみ、黄疸、お腹に体液が貯まったり、幻覚などの脳障害などを引き起こすという。
さらに、肝硬変は発病から10年で7割が肝がんになるということでした。
また、自覚症状はほとんど無く、一度かかるとまず治らない恐ろしい病気。
脂肪肝の3つ原因
この肝硬変になる原因で近年注目されているのが脂肪肝だという。肝臓治療のスペシャリストの佐野圭二先生によると脂肪肝の原因には3つあるとのこと。
- カロリーの過剰摂取
- アルコールの過剰摂取
- 過度のダイエット
必要以上のカロリー摂取は中性脂肪となり肝臓に貯められるので脂肪肝の原因になるという。
また、アルコールの過剰摂取によってアセトアルデヒドができて肝臓に脂肪が溜まりやすくなるという。
3つ目の過度なダイエットは、食事制限をすると肝臓が飢餓状態になり、脂肪を貯めようとするので、脂肪肝になってしまうという。
このため、あまり飲まない若い女性にも脂肪肝が増えているという。
鶏のむね肉にはBCAAが豊富に含まれている
先生によると、脂肪肝、肝炎のうちは治すことができるという。また、弱った肝臓を助ける成分を摂ってあげることも重要だという。
その肝臓を助ける成分とはBCAAという必須アミノ酸のこと。
これが一番多く含まれているのが鶏のむね肉だということでした。
1日の摂取量
鶏のむね肉の1日の摂取量としては200gだということでした。いっぺんに食べるのが難しい場合は3回に分けて工夫して鶏肉を使うといいそうです。
10日間食べ続けた効果
肝臓の数値が基準値を超えていた30代男性が、十日間食べ続けた結果、γgtpが246から182、ast47が27、alt81が40と改善していました。
男性は鶏のむね肉を10日間食べるだけでなく、1日腹筋と腕立て伏せを10回ずつ行っていました。
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