たけしの家庭の医学では、中性脂肪を効率的に減らす方法として、キクイモを食べるということが紹介されていました。キクイモに含まれているイヌリンという成分が中性脂肪を減らすとのこと。番組ではさらにキクイモ以外でイヌリンが多い野菜も取り上げていました。
キクイモのイヌリンが中性脂肪を減らす理由
東邦大学医療センター大森病院の弘世貴久先生がキクイモに含まれているイヌリンが中性脂肪を減らす理由を教えてくれました。
先生によると、キクイモには中性脂肪を低下させるという水溶性食物繊維のイヌリンという成分が含まれているとのこと
そもそも、中性脂肪はなぜ増えるのかというと、炭水化物などの糖質のとり過ぎが原因となっているという。つまり、お菓子やジュース、アルコールのとり過ぎが原因だという。
糖質制限を行うことでも中性脂肪を減らすことができるが、これがなかなか難しいとのこと。
ここで活躍するのがイヌリン。イヌリンが体の中で水分と混ざりある形になるという。イヌリンは水に溶けやすい食物繊維。水に溶けてゼリー状になり、中性脂肪を減らすという。
これは、イヌリンが糖分を包み込むことによって小腸での糖の吸収を抑えるという。
イヌリンは大腸で善玉菌のエサになる
さらに、小腸で吸収されなかったイヌリンが大腸に運ばれたるとそれは腸内細菌のエサになるという。
しかも善玉菌だけの餌になるという。なのでビフィズス菌などが増えるとのこと。
キクイモ以外にイヌリンが含まれている野菜
番組ではキクイモ以外にたくさんイヌリンが含まれている野菜を10種類の中からチョイス。ベスト3は次のとおりでした。ちなみに、キクイモ100g中には18gのイヌリンが含まれているとのこと。
- にんにく…100g中12.5g
- ごぼう…100g中5.3g
- 玉ねぎ…100g中4.3g
イヌリンの1日の摂取量?
番組では、イヌリンの効果を検証するため毎日10gを摂取してもらい検証。
その結果152あった中性脂肪は139となっていました。
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