4人に3人が苦しんでいるという首周りの痛み。この差って何では首を前にすると痛くなる、横に回すと痛い、後ろにした時に痛くなる場合の原因とその痛みを解消する運動を紹介していました。
首を動かしたときの痛みの3つタイプ
番組では東京医科大学整形外科学分野の医長の松岡佑嗣先生が首を動かした時に痛む場合の対処法と原因を詳しく教えてくれました。首の動かしたときの痛みはそれぞれ原因や対処療法が異なってくるとのこと。
首を後ろにした時
首から肩にかけて痛いという人は、首の関節が炎症お起こしている可能性があるとのこと。
首の骨は7個で構成されていて、間に椎間関節があるとう。首を後ろに倒して痛い場合は、椎間関節が炎症を起こしている可能性が高いとのこと。。
このタイプの首の痛みは、姿勢が悪い方が多いという。頭が前に倒れている人は無理に顔をあげようとするので自然と首の後ろの方に負担がかかる。
アゴ引き訓練で対応する
姿勢が悪いのが原因で、頭が前に出ていると、首を持ち上げて前を見ようとするため、首の後ろに負担がかかってしまうとのこと。
そんな場合はアゴ引き訓練をすると良いとのこと。やり方は次のとおりでした。
- アゴを引き、片方の指でアゴを押します。
- この時、背中が動かないようにするためもう片方の手で背中を押さえます。
- これを10秒間キープします。
- 朝晩5回ずつ1ヶ月続けます。
首を前に倒した時に痛いケース
このケースでは、背中の筋肉の炎症が原因の可能性が高いとのこと。
背中の筋肉が凝り固まることで炎症を引き起こしていて、首を前に倒すと硬い筋肉が引っ張られるので痛みになっているという。。
雑巾がけ体操で解消
この痛みを解消するには雑巾がけ体操がおすすめだという。やり方は次の通り。
- 両膝と片手だけを地面につけます。
- 腕を内側から外側に大きく回します。指先を遠いところにするイメージ。
- これを朝晩に左右5回ずつ行います。1ヶ月ほどで筋肉が緩んでくるとのこと。
首を横に回した時痛むケース
首は、首だけで曲げているわけではなく、体全体を使って回しているとのこと。
横に回した時に痛む場合、首から下の背骨の周りの筋肉が硬くなっているのが原因だという。
背骨まわりを柔らかくする体操は次のとおりでした。
背骨周りをほぐす体操
- タオルを用意し、伸ばして両手で持ってタオルを背中にかけます。
- 真っ直ぐな姿勢を保ち、ゆっくりと左右に大きくひねる運動を朝晩左右5回ずつひねるとほぐれてくるとのこと。
これも1ヶ月ほど続けると効果がでるとのこと。
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