認知症の新原因LPSは口臭でわかる? フラボノイドで予防可能?

たけしの家庭の医学では、認知症の新原因である炎症を引き起こすLPSという毒素について取り上げていました。LPSが発生しているかどうかは朝の口臭で分かるとのこと。また、LPSを抑制する食べ物としてはちみつに含まれるフラボノイドが効果的と注目されている。

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認知症の原因物質LPS 生ゴミの口臭がする?

ある身体の臭いで認知症を招く新原因とされる毒素LPSが発生しているかどうかがわかるという。それは口臭だという。とくに

朝の口臭

で分かるとのこと。

LPSが多い人は口から特殊なガスを発生しているという。人がその臭いを嗅ぐと生ゴミのような特徴の臭いだということでした。

番組では、ボランティア数人の口臭をチェック。オーラルクロマという機器で基準値26を超えるかどうかを検査しました。この基準値を超えるかどうかでLPSが発生しているかどうか分かるという。

スタッフが50代のある男性の朝の口臭をチェックしたところ、この男性から

生ゴミのような臭い

がしたそうです。LPSが多いとこのような臭いが口臭としてでるとのこと。

機器で測定したところ、この男性は基準値を大幅に超えた237という結果になっていました。

このように、LPSが多い人特有の臭いがあるようです。

一方、口臭のない方は基準値以内におさまっていました。

認知機能のチェック

さきほど口臭があると判定された男性は、認知機能のチェックをしたところ、

脳年齢は70代(55歳)

でした。

基準値の40倍の78歳の女性は脳年齢は80代以上という結果に。

このように毒素LPSが認知機能にも関与しているという。ちなみに、口臭がなかった人二人は認知機能に影響はなかったそうです。

毒素LPSの正体

LPSはどのようにして発生するのか。それはある悪玉菌がその正体だという。一部の常在菌(悪玉菌)が毒素を発生させていて、口の中にものこの常在菌が存在しているという。そのためガスが発生するという。

常在菌は健康な方でも2000億個存在しているそうです。この一部の悪玉菌の数が増えると脳に炎症を及ぼすというLPSが発生するとのこと。

歯磨きはある程度あるが、LPSを減らすことにはならない。

はちみつのフラボノイドがLPSを減らす?

そこで、ある生き物に注目。それはミツバチ。スペインで出された論文によると、LPSで炎症が発生した細胞にはちみつの成分を与えたところ、その炎症が50%減ったということでした。

はちみつの何がLPSを撃退するのか

福岡にある九州大学にはLPSの最新研究のスペシャリスト武先生によると、はちみつの成分にはフラボノイドというのがあり、これは抗炎症作用が強い成分でLPSを減らす働きがあるのではないかと考えているとのこと。

人への効果は未だ研究中とのこと。

フラボノイドは植物にふくまれ、ウイルスや細菌などを撃退する抗菌力を持っているという。イソフラボンやカテキン、アントシアニンなどもフラボノイドの一種

ハチミツに含まれる10数種類のフラボノイドがLPSの働きをを低下させ炎症を沈めるとのこと。

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