世界一受けたい授業では、日本人のおしり力が紹介されていました。日本人のおしり力は低下しているという。さらに、座っている時間が長いので、ねこ背になり骨盤がさらに後ろへ傾きがちだという。エスカレーターやエレベーターなどを使うことでもおしり力が落ちてしまうとのこと。おしり力が低下してしまうと寝たきりのリスクも増えるとのこと。
おしり力を鍛える方法とチェック法
欧米人に比べ、日本人の骨盤は4度くらい後ろに傾いているという。そのため、欧米人と比べた場合、おしり力が低下しやすいとのこと。自分のおしり力が低下しているかどうかをチェックする方法は意外と簡単にできるとのこと。チェックのやり方は次のとおりでした。
- 仰向けになります。
- ヒザを90度に曲げます。
- この体勢で足を片方のひざの上に乗せておしりをぐいっと上げます。
- この形で10秒キープします。左右両方行います
これで10秒キープできないとおしり力が弱いとのこと。左右どちらかがキープできないとやはり弱っているということでした。
女性のおしり力を弱めてしまうハイヒール
女性特有のおしり力を弱めてしまうものにハイヒールがあるという。ハイヒールのようなかかとの高い靴を履くと、一見するとお尻がぐっと上がってシェイプアップしたように見えるが、おしり力を弱めてしまうという。
ハイヒールを履いて歩くと骨盤がうしろに傾くので、知らぬ間にお尻の筋肉を弱めてしまうという。
おしり力が弱まると寝たきりのリスクがアップする理由
おしり力が弱くなると最悪の場合、将来寝たきりになる可能性があるという。それは、ロコモティブ症候群になりやすくなるからだという。
ロコモティブシンドロームは、体を動かすための筋肉が衰えてしまい、立ち上がる、歩くといった動作ができなくなる状態。
ロコモになると体を動かす機会が減るため骨粗しょう症や糖尿病のリスクも上がるということでした。
おしり力を鍛える方法
おしり力を鍛える方法は2つあるとのこと。まずは椅子を使った方法で行うイスクワットのやり方。
- まず、イスに腰掛けます。
- 手を胸の前に交差させておきます。
- 腕の反動をつけずに立ち上がります。
- これで正しいフォームの完成。次に今度は、これらの動作をイスに腰掛けずに行います。
- これを1日10回を2セット、1日おきに行うだけで良いそうです。
次の方法は、通学や通勤でリュックサックを背負うという方法。リュックサックを背負うことで両手が開くので手を振って歩くことができます。
手を振って歩くことができると、歩幅が広くなってお尻のちからも鍛えることができるとのこと。
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