ガッテンでは、大腸がんになりやすい体質となりにくい体質があると紹介していました。大腸がんになりやすい体質とは一体どんな人なのでしょうか。大腸がんになりやすい体質かどうかは大腸内視鏡検査を受けて腸内のポリープに青色の液体をかけることで分かるということでした。腺腫が見つかった場合、大腸内視鏡検査を受けるべき回数、年齢などはどう関係しているのか、また、腺腫を予防する方法とは。
大腸に腺腫(せんしゅ)があるとガンになりやすい体質
大腸内視鏡検査でポリープが見つかることがあります。このポリープには3つのタイプがあるということでした。
1つ目のタイプはポリープそのものがガンである場合。2つ目のタイプは良性のポリープであるが、ポリープを青色の液体をかけると水玉模様になる場合、3つ目のタイプは良性であるが青い液体をポリープにかけるとその表面が脳みそ状の模様になるタイプ。
大腸がんにになりやすい体質の方は、この3つ目のタイプは、青い液体をかけると表面が脳みそ状の模様になるポリープが多数に腸内にできているという。
3つ目のタイプのポリープは腺腫(せんしゅ)と呼ばれていて、将来ガンになりやすいタイプのポリープだということでした。
腺腫のうちの1%から5%がガン化するとのこと。いわゆる将来のガンの芽になるという。
逆に大腸検査で腺腫がないと大腸がんになりにくい体質だということでした。
腺腫ができた場合と年齢
あくまでも腺腫がたくさんできた場合にガンになりやすいとのこと。もし、大腸内視鏡検査で腺腫が見つかった場合はすぐに切り取るので、そこからはガンになることはないとのこと。
残念ながら腺腫が1つできると、他のところにもできるケースがあり定期的に検査をして切り取ることが大腸がん予防につながるという。
特に、50歳くらいになったところで腺腫が出てくると危ないということでした。この年齢で腺腫がなければ、この先も大腸がんに関してはあかなり安全とのこと。
大腸内視鏡検査を受ける回数
50代で腺腫が無い場合は大腸がん検診(便潜血検査)で十分だということでした。一方、腺腫が見つかった場合は1年から3年おきに大腸内視鏡検査を受けたほうが良いとのこと。
腺腫を予防するためには
遺伝的な要素以外では飲酒や喫煙、運動不足が大腸がんの原因になることが多いという。それだけ腺腫ができやすくなる。
特に運動不足解消が腺腫をできにくくする対策になるとのこと。ジョギングや水泳、社交ダンスなど全身を使って動かす運動が予防につながるとのこと。
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