近年、全身の老化を早めてしまうある新事実が発見されたということでした。それは舌の筋力が弱ると全身が衰えるリスクが高まる可能性があるという。舌に関する研究のエキスパートの菊谷武教授が詳しく教えてくれました。みんなの家庭の医学では、スルメイカを使った舌の筋力を鍛える方法も教えてくれました。
舌の筋力が低下すると全身の筋力も低下する
先生によると舌の筋力が低下することによって全身の筋力が低下、そして歩行困難にまでなってしまうこともあるということでした。最悪のケースは寝たきりになるという。
7人の60歳以上の顔の年齢調査
番組では、60歳以上の方7人の舌の筋力の調査をしたところ、4名の方が実年齢を上回っていました。つまり、4名が舌の筋力が低下していました。次に、全身の筋力が低下しているのかを調査していました。
開眼片足立ちテスト
番組では、舌の筋力が低下した人たちは全身の筋力も低下しているのかどうかを開眼片足立ちテストを行い調査しました。やり方は次の通りでした。
- 両足で立った状態で手を腰に当てます
- 片方の足を上げます。
- その状態で何秒立っていられるかを計測します。
60代前半の女性の場合29秒から60秒、60代前半の男性で28秒から49秒が平均です。平均いないだと筋肉の働きは維持されているという。
片足立ちテストで、舌の筋力が衰えている人はこの片足テストでも、10歳以上筋力が実年齢よりも衰えているという結果になっていました。
スルメイカで舌の筋肉を鍛える方法
番組では簡単に弱った舌の筋肉を鍛える方法を紹介していました。食材のスルメイカを使う方法です。やり方は次のとおりでした。
- 適当な大きさのスルメを1本口にくわえます。
- そのスルメを舌を使って奥歯へ移動させて、1回噛みます。
- 再び舌を使い反対側の奥歯へ移動させ、同じく1回かみます。
- これを何度か繰り返し飲み込みやすい状態になったら終了です。
- 1日3本行います。
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