あさイチでは、普通の鼻づまりと副鼻腔炎の見分け方、自宅で簡単に作ることができる鼻うがい液の作り方、好酸球性副鼻腔炎などについて鼻のエキスパートを交えて詳しく取り上げていました。長引く鼻づまりが実は副鼻腔炎だったということも。顔に激痛、咳がひどくなる、眠れない、息苦しい、ニオイがわからないなどといった症状があれば、要注意とのこと。
副鼻腔炎の主な症状
副鼻腔炎と言われる病気の主な症状は次お通りでした。また、毎年患者が増えているということでした。
- 鼻水が黄緑になっていて、ねっとりしている。
- 鼻水が喉にまわる。
- 鼻のまわりに痛みが出る。
副鼻腔炎の原因
副鼻腔炎が慢性化してしまう原因には花粉症などによるアレルギー性鼻炎があるということでした。それ以外には蓄膿症などこれまでとは異なることが原因で起こる新しいタイプの副鼻腔炎もあるという事でいした。
新しいタイプの副鼻腔炎 好酸球性副鼻腔炎
この新しいタイプの副鼻腔炎に悩まされていた方は、口を閉じながら踊りを行う、バリ舞踊の先生。この副鼻腔炎のために呼吸ができなくなるほどの咳に悩まされたということでした。
それ以外にも、嗅覚にも異常があらわれたという。ニオイが全く感じられなくなったということでした。
病院で検査を受けた所、好酸球性副鼻腔炎という病名を告げられたということでした。
好酸球性副鼻腔炎と特徴
この新しいタイプの好酸球性副鼻腔炎は2015年に難病指定をされた病気で患者数は2万人いるとされている。
この病気の症状の特徴は副鼻腔炎の症状に加えて咳など呼吸器の症状を伴う点です。白血球の一種の好酸球が何らかの原因で過剰反応して正常な細胞にも攻撃をして副鼻腔炎が引き起こされます。
さらにこの好酸球が暴走を起こして気管支に入り喘息を起こす事があるということでした。また新しいタイプの副鼻腔炎は、術後6年で50%の症例が再発するということでした。
好酸球が集まる理由は未だによくわかっていないとのこと。
自宅でできる簡単鼻洗浄
市販されている鼻洗浄キットもありますが、実は自宅にあるものでも簡単に鼻洗浄をすることができるということでした。
0.9%の生理食塩水を作ることができれば、それを鼻洗浄に使ってもしみないということでした。
さらに37度程度の温度の水温にすると鼻への刺激が少なくなるということでした。
生理食塩水による鼻洗浄は、できれば毎日、片鼻150mlから300mlを1回やるだけでもかなりオススメだということでした。
ただし注意点として、使う容器は2週間に1度は煮沸消毒、または除菌作用のある漂白剤で消毒することが必要だということでした。
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