ボロボロになった血管を丈夫にする運動と栄養 心筋梗塞と脳卒中の予防と対策 発症しやすい時間帯 今でしょ講座

1月と2月に急増する病気が心筋梗塞と脳卒中だという。今でしょ講座ではその対策法と予防法を取り上げていました。予防・対策法を解説してくれたのは池谷敏郎先生でした。また、血管を回復栄養素として玉ねぎのケルセチン、そしてチーズと味噌に含まれているLTP、先生もやっている血管を回復させる桃太郎運動などを教えてくれました。

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ボロボロになった血管を回復させる運動と栄養素

近年の研究でボロボロになった血管でも運動とある栄養素を摂ることである程度回復するうことがわかったという。傷つきやすい血管の層は生活習慣を良くすることである程度回復させる事ができるという。

血管を回復させる栄養素 ケルセチンとLTP

ボロボロ血管を回復させる栄養素が含まれている食品は、チーズ、味噌、玉ねぎ。バランスの良い食事とこの3つの食材を心がけて摂取することが大切だという。

LTPとケルセチンという成分がこれらの食材に含まれていて、LTPはチーズや味噌に含まれている、近年発見されたアミノ酸の一種です。血圧低下、動脈硬化予防が期待できるとのこと。

玉ねぎに含まれているケルセチンはその抗酸化作用で活性酸素によるダメージを防ぎ血流を良くすると考えられているということでした。さらに血管の内部を修復する働きがあると考えられているという。

血管を回復させる運動 桃太郎運動

池谷先生も毎日やっているという血管を回復させる運動は桃太郎運動という方法でした。

  1. 椅子に座った状態で足を引き寄せて、手足を体に寄せ付けて(体育座りのような形でまるまる)15秒間止めます。
  2. そして、一気に大の字になって手足をブラブラと揺らして血流を流します。

心筋梗塞・脳卒中が冬に多い理由

心筋梗塞と脳卒中が冬に多い理由は寒さで血管が縮むからなんだそうです。血液は体温のコントロールに関係していて、例えば、温かい場所に行くと血管を広げて体内の熱を放出しようとします。

逆に寒いところに行くと、体温を奪われないようにするために血管を狭めて熱を放出しにくくします。このように血管が収縮すると血液の流れも早くなり傷つきやすくなります。そのため1月、2月が一番、これらの病気が多いということでした。

心筋梗塞・脳卒中が発症しやすい時間帯

医師30人に聞いたところ、心筋梗塞・脳卒中が発症しやすい時間帯が3つあるということでした。

  1. お風呂の時間:脱衣所、洗い場、湯船の中と温度変化が激しいので注意が必要だということでした。
  2. 寝ている間:寝ている間に心筋梗塞・脳卒中になりやすい。特にいびきをかくひとは注意が必要だということでした。
  3. :1月2月の寒い朝は特に要注意。

お風呂での心筋梗塞、脳卒中の対策法の一つには、服を着た状態で湯船のお湯を洗い場にひとかけすると良いとのこと。また、脱衣所に小さなヒーターを置いておくのも効果的とのこと。温度差を減らすことがポイントだということでした。

さらに湯船に入るときは、息を吐きながら入る事も心筋梗塞・脳卒中の予入る時防になるという。どうしても寒い場所から熱いお湯に入る時に、力をいれて入りがちになります。その時、息を止めながら入る事が多いという。これをいきみといって血圧を上昇させる原因になるということでした。

いびきをかいて寝る人が心筋梗塞・脳卒中になりやすい理由は、血圧が上昇・降下を繰り返し血管に負担をかけるからだということでした。

特に朝に行う危ない習慣は、トイレ、顔洗い、ゴミ出し、ジョギング、犬の散歩など。

ジョギングや犬の散歩などが危険な理由は寒さで血圧が上がり、運動で拍車がかかるから危険だということでした。なので外に出るときはしっかりとした防寒対策をすることが大切だという。

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