モーニングバードではうなじ筋、首こり解消法がテーマ。肩こり、首こりのエキスパートで首都大学東京の竹井仁教授がその解消法を伝授。うなじ筋の首こりを放置しておくとりヘルニアの原因にもなることがあるので、普段から肩こり、うなじ筋の首こりには注意しておく必要があるかもしれません。
首こり、うなじ筋のこり
頭の付け根から肩にかけて、いわゆる首という範囲で特に頭と首の付け根の深いところの筋肉がこっていると、後ろの筋肉がギュット硬くなる状態が続く。
この首筋の奥にある筋肉(後頭下筋群と呼ばれる)がうなじ筋で、この筋肉がこりかたまることでその上に重なっている僧帽筋までもが硬直してくる。
その結果、首から肩の広い範囲にこりが広がってしまうという悪循環をまねいている。
うなじ筋がこる理由
人の頭は5、6キロもの重さがある。それを支えることと、目を動かしたりするときなどに、後頭下筋群(うなじ筋)は常に知らず知らずに使われている。
そのため、うなじ筋は頭の動きを制御している筋肉なので非常に疲れやすい。
うなじ筋がこる姿勢は、アゴを前に出す姿勢。パソコンなどをやっている方は心当たりがあるのではないでしょうか。
うなじ筋の首こり度チェック
・かかと、お尻、背中を壁につける
・頭を壁につけ、アゴを手前に引き、頭をかべにそって動かすことがでるかどうかをチェック
これができればうなじ筋はこっていないという。また、頭が壁につかない、アゴが上がってしまうという方はうなじ筋がこっている可能性があるという。
うなじ筋、首こり解消法
うなじ筋のほぐし
まず椅子とテーブルを用意する。
・ひじをテーブルに付けて体を支えて頭の付け根に指を2本あてる(左右両方同時に行う)
・奥深くを円を描くようにほぐす、「の」の字を描くように10回くらいほぐす。
・ちょっと下にずらしてほぐす。首全体を3箇所に分けてほぐしていく。
うなじ筋のストレッチ
・首の後ろで軽く手を組む
・首を後ろに倒しつつ、首の後ろで組んだ手を前に押し出す。均衡を保つ。
・その状態からアゴを少し引く。これを5秒間キープ
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