四肢末端冷え性の対策!内蔵型と下半身型の冷え性とは?

冷え性には3つのタイプが存在しているという。四肢末端型冷え性、内蔵型冷え性、下半身型の冷え性の3つに分類される。健康カプセル!ゲンキの時間ではこの四肢末端型冷え性の他2つの冷え性の原因や症状、そして簡単に足先の冷え性を解消するストレッチが紹介されていました。

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氷水浸漬で冷え性のタイプをチェック

番組では、まず冷え性の方々に氷水浸漬(しんせき)試験というのを行っていました。0度の水に足を漬けて足の血管がどう反応するのかで交感神経の様子を判断。10分間氷水に冷やしてどのくらいで元に戻るかを確かめる。

・サーモカメラで温度の変化を記録する。
・5分おきに足先の温度を測る。

足だけが冷えているという下半身型冷え性

まずこの下半身型冷え性の方が氷水浸漬実験を行う、結果は氷水につけている間は、7度まで下がり、出して5分で18度くらいまでに回復。さらにサーモカメラで見ても冷やした足は冷えたまま。
10分くらいで30度くらいまで回復するのが正常。

下半身型の冷え性の原因や症状

体で作られた熱は腰骨付近の神経の圧迫などにより、血管が細くなり、下半身の血流が低下する。腰痛持ちの中高年に多く見られるタイプ。腰痛付近の神経の圧迫で原因、体温が低下する。腰痛が原因で冷える。

四肢末端型冷え性タイプ

手足の冷えを訴えていた方は、下半身型冷え性と同じような結果になったのですが、足先だけでなく、手の指先までもが冷えていた。氷水に入れていない方の足も冷えていた。

四肢末端型冷え性の症状と原因

偏った食事、運動不足などが主な原因。筋肉の少ない女性に多く見られるタイプ。
熱量が逃げないように手足の先の血管を収縮させて体を温めようとするので、手先や足先が冷える。

耳たぶが手より温かいと四肢末端型冷え性の可能性があるとされる。

内蔵型冷え性タイプ

冷え性の自覚症状がないという方。氷水に足を入れている間に足が温まる。サーモフラフィを見ても全身が真っ赤になっていた。

どういうことなのか? もしかしたら健康なのではないか。しかし、この方の場合はお腹の温度が下がっていた。交感神経が弱いことで起こる冷え性で内蔵型冷え性と呼ばれるタイプ。外見上からはまったくわからない。また、自覚症状が出にくい冷え性。

内蔵型冷え性の原因と症状

手が温かいのに内臓が冷える。熱がどんどん逃げている。便秘、下痢、膀胱炎などの症状がでる。

食べ過ぎ、睡眠不足ストレスなどが原因で交感神経の働きが低下して、体を保温する機能が弱く熱を外に放出し続ける。環境に応じて手足の血管が収縮するはずが、開きっぱなしの状態。

簡単な冷え性対処法ストレッチ

・片足を組んで、足の指を掴み手前に伸ばす、5秒行う。
・もう片方も同じようにやる

足先の血流をこのように一時的に遮断すると血管の中にNOという血管拡張作用のある物質が発生して血管が開く。そうすると温かい血流がもとに戻る。どのタイプの冷え性にも大丈夫。

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