健康寿命を左右するするのはズバリ大腰筋。大腰筋が衰えると体幹が支えられなくなる。腰痛になったり、歩行への支障など健康寿命を脅かす要因となる。大腰筋の老化を防ぐ方法。それが大腰筋能トレ。健康カプセルゲンキの時間ではこの大腰筋能トレのやり方が詳しく解説していました。
大腰筋が強い職業の方はなんと能楽師。番組では能楽師で重要無形文化財保持者の方が登場。年齢は71歳ですが、MRIで大腰筋を検査したところ、推定年齢は30代並。能楽師の大腰筋はなぜ若々しいのか気になるところ。
能楽師の大腰筋が発達している理由
中腰の姿勢で体を安定させる、股関節を外旋させる動きで大腰筋を普段と違った使い方をしている。これが大腰筋を若返らせるのには良いトレーニングになっている。
能ならではの独特の動きと姿勢が大腰筋を活発している理由だった。
大腰筋を鍛える能の基本の中腰姿勢
・腰を落として上半身を前傾させる。
・すり足、上半身を動かさないで体重移動させる動き。
・10kg以上ある衣装を身にまとい動作を行う。
当然このようなことは普段の生活ではできない!
大腰筋能トレのやり方!
大腰筋能トレに必要なものは3cmから5cmの高さの台を用意する。そして台が滑らないように固定する。
・まず台に片足をのせて立ち、乗せていない足を太ももの付け根から前後にぶらぶらと振る。この時、上半身がぶれないように意識する。
・反対側も行い、片足10回ずつ、1日1回行なう。
・転倒防止のため何につかまりながら行っても良いそうです。
体力年齢測定
健康寿命に欠かせないのが体力年齢。大腰筋を鍛える理由はこの体力年齢をアップさせるため。まずは、自分の体力年齢がどのくらいあるのかチェック。
・背中で左腕と右腕が握手できるかチェックする。指がどのくらい届くか調べる。左右の手を組換た状態でも行なう。左右どちらも届く場合はマイナス5歳、片方だけだとプラスマイナス0歳、どちらも届かない場合はプラス5歳。
・まっすぐにしゃがめるかどうかをチェック。つま先とかかとを揃えた状態でまっすぐ腰を下ろしていく。勢いを付けてしゃがんだり、かかとをが上がってしまったらダメ。
深くしゃがめたらマイナス5歳、ひざ下までならプラスマイナス0歳、ひざ上までしかしゃがめないならプラス5歳。
・真っすぐに背筋を伸ばして立ち、右足のくるぶしを上げて左手でタッチ、同じように反対側も行なう。これを左右で1回とカウントして20回行なう。
上半身が傾いたり、前後左右に傾いたり太ももが垂直になってしまったらダメ。20回以上できたらマイナス5歳、10回から19回がプラスマイナス0歳、0から9回がプラス5歳。
大腰筋能トレをやる前に体力年齢も知っておくといいかもしれません。
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