初耳学の白熱教室では、いい人と嫌なやつのどちらが得をするのかについて紹介していました。なんでも嫌なやつのほうがいいやつよりも100万円も年収が高いというデータがあるとのこと。また、ゴマは擦り続けたほうが良いとのこと。人同士がお互いを信用しないことで最悪のケースに陥ってしまった東ヨーロッパのモルドバ共和国の例も取り上げていました。
嫌なヤツのほうが100万円も年収が高い理由
いい人よりも嫌なやつのほうが平均年収が100万円も高いと
いう。これは今、話題の本『残酷すぎる成功法則』にかかれているという。
そもそもいい人と嫌な人の区別とは
この本のなかでは 、いい人というのは人と仲良く付き合いを重んじる人で嫌な人というのは人付き合いを気にせず同調性の低い人ということでした。
短期的には嫌な奴のほうがうまくいく
懸命に働くよりもゴマをするほうが効果的だという。実際にゴマをすることがどのくらい効果があるのか研究した人がいるという。
それによると、どんなに見え透いたゴマすりでも効果があったということでした。
つまり、ゴマは擦り続けたほうが効果は絶大だという。
いい人か嫌な奴をゲームで判断できる?
自分がいいヤツかそれとも嫌な奴かがわかるゲームを紹介していました。これはゲームの理論でお馴染みの囚人のジレンマというもの。
このゲームは、罪を犯した二人の仲間が捕まったって取り調べを受けることになったということを想定します。そして、尋問を受けます。
そして、お互いに黙秘をするか、仲間を売るかという選択をしなければいけません。
刑期は次のようになっています。
- お互いが黙秘をしていれば、お互い懲役1年の刑。
- お互いが仲間を売った場合、お互いの刑は3年。
- 一方が仲間を売り、他方が黙秘した場合、仲間を売った方は無罪で黙秘した方は5年の刑が科せられます。
お互いが黙秘すれば両方とも懲役1年。このケースで言えば、お互いが黙秘をしていれば1年の刑ですんだはずですが…実際はなかなかそうはならないようです。
不信感から最悪なケースに陥ったモルドバ共和国
国民全員に不信感が蔓延して最悪に陥った国があるとのこと。じっさい、人が人を信用しない状況になっているという国があるとのこと。
それが、東ヨーロッパにあるモルドバ共和国。この国は不幸な国ワースト1位となっているそうです。
この国の人は、お互いをほんとに信じていなくて、35歳以下の医者には診てもらいたがらないという。
というのも、医師の試験のお金で合格したのではないかと疑っているからだということでした。
ちなみに、この国ができたのは1991年で、旧ソビエト連邦から独立して誕生しました。
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