アメリカ、ラスベガス、全米を驚かせるニュースになった男がいる。その男は超どケチなんだとか。マーク・バジーリさん46歳。見た目はごく普通。実は想像を絶する方法で高収入を得ていた。それはなんと治験1本で生活を立てているという仰天ネタ。
治験で生活をすることにした理由
きっかけは9年前のことだった。2005年、カリフォルニア州のサンディエゴ。大手コーヒーチェーンをマネージャーだったマークさん。当時の年収は300万円。贅沢をしなければ十分生活できる金額だった。しかし、契約社員だったマークはその歳の更新で年俸が減らされた。80万円ほどの減俸だった。
貯金もなく日々の生活に関わる大問題。そんなある日、客からのサンドイッチのデリバリーがキャンセルになった。スタッフから捨てるかどうかを聞かれて、結局自分で食べることにした。
治験との出会い
そう、このコーヒーチェーンでは軽食も出していて食べ物はいくらでもある。これを食べていれば生きては行けると思った。そして、そんな時、とあるアルバイトと運命的な出会いをする。
それはネットで見つけた高額なアルバイト
すぐにとある医療施設を訪れた。これは、3週間入院するという治験のアルバイトだった。治験とは医薬品や医療機器の製造販売に向けて国の承認を得るために行う臨床試験。薬の副作用や効果を確かめるために行われている。
マークが受ける治験は健康な体でないと受けることができない。マークは診断の結果健康だった。
治験はリスクを伴うこともあるが高額な謝礼が支払われる。
最初は糖尿病の薬。決まった投薬、検査時間以外は自由。3食食事付き食費代もかからない。洗濯もしなくてもいいし、電気代もかからない。というある意味夢の様な生活。
最初に手にした金額は3週間の入院でなんと50万円。普通に働くより全然良いことに気づいた。
味を締めたマークは仕事をやめて治験一本の生活をすることにした。まさにプロの治験引受人になった。
長期入院ができる治験を選ぶ
治験期間が長いほど金の節約ができる。おまけに謝礼も高額になる。マークは入院が長期にわたって行われるものを中心に選んでいった。
8年で100回を超える治験を体験した。なかにはエボラウイルスのワクチンの治験も受けたことがあるという。
治験による収入は1600万円を超える。
普段の生活でもお金を使わない工夫をしていた。
週一で行っていたコインランドリー大体10ドルかかる。ここでも他人に便乗する。自分の分の洗濯物も洗ってもらうのだ。
治験友達から1回で350万円もらえる治験の話を持ちかけられる。それはなんと、睾丸を人工のものに変えるというものだった。そしてそれを紹介してもらった。
実は、マークさんはまだこの治験はやっておらず、順番まちとのこと。
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