1ヶ月水を与えなくても育つ米DRO1とは?夢の扉

日本の米の開発技術が世界の食糧不足を救うかもしれない。夢の扉では農業生物資源研究所の主任研究員の宇賀優作さんが開発した、1ヶ月水を与えなくても育つ米、DRO1という米が紹介されていた。実際にフィリピンでこのDRO1は試験栽培がされていて、通常の米よりも干ばつに強く、収穫量も高いという。

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DRO1が短期で開発可能だった理由

普通、品種改良を行って1つの品種を作るのには10年以上の月日がかかる。
これを2,3年の期間に縮小可能にしたのがイネゲノム育種という日本が世界に誇る開発技術。
米のDNAを使って新しい米の品種を作る技術。

この技術を使い収穫量が多く干ばつに弱い稲収穫量が少く干ばつに強い稲をかけ合わせた品種をつくろうと考えた。そこで注目したのが根の部分だった。

そこで、稲を根を太く、長くする方法を考える。効率よく水を吸い取り干ばつに強い稲になるはず。
まずは、苗を育てるがうまく育たない。

稲がうまく育つ理由は、根の長さではなく、根の角度にあった。
長く伸びても横に広がっていては水を吸い取らない。
下に向ける必要があった。

根が下にむく遺伝子を見つける

根がまっすぐ下に向ってはえる遺伝子を見つける必要があった。そのために数千本の苗を用意、下に向いている苗とそうでない苗を分けて、さらに下に向いている苗の遺伝子に共通する遺伝子を見つける必要がある。

細胞の中にある12本の染色体のうち、目指す遺伝子がどこにあるのか絞り込む必要がある。1本の染色体の中には数千個の遺伝子がある。根を下に向けるたった1個の遺伝子を探さなければいけない。

砂漠でダイアを見つけるような作業。気づけば6年の月日が経っていた。契約の研究者だったので結果を出さなければクビになるところだった。

DRO1の完成

ついにその目指す1つの遺伝子を見つけた。たんぼの中で泥まみれになって見つけたということでDRO1(ドロワン)と名付ける。

この遺伝子を使い、イネゲノム育種で新たな稲を作り上げた。苗を育てたらまっすぐと根が下に長く伸びた。

ほとんど水を与えない環境で試験栽培して見ると4ヶ月後、希望の穂をみのらせた。

再びフィリピンで試験栽培をした。
DRO1の米は干ばつの地域でも美味く育つことがわかった。また稲穂にみのる米粒の数も通常より3倍多いという。

日本の米の品種改良の技術はスゴイと思わざるを得まえせん。

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