ベニシアさんと娘ジュリーさんの統合失調症付き合い方!あさイチ

今日のあさイチでは、統合失調症がテーマで病気の詳しい症例などが紹介されていました。ハーブ研究家のベニシア・スタンリー・スミスさんの娘のジュリーさん(34歳)も統合失調症に悩んでいる。ジュリーさんは24歳で、シングルマザーとして出産した直後に統合失調症を発症。ベニシアさんと娘さんの統合失調症の向き合い方が注目を集めている。

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ベニシアさんと娘ジュリーさんの統合失調症の向き合い方

発症から14年、ジュリーさんは自宅で薬による治療を受けている。2年前まで外にでられずに引きこもっていた。最近ではベニシアさんと一緒に出かけることができるようになるほど病状が改善してきているという。

ベニシアさんは、近所の人々にも、ジュリーさんの病状のことを隠さずに伝えているという。

発病当初は、ベニシアさんは娘の言動に付き合うのには戸惑いを隠すことができなかったという。しかし、3年ほど経った後、少しずつ娘のペースで物事を考えることができるようになっていったという。

ただ、ベニシアさんは「娘と話しているとまるで別の惑星にいるみたい」と番組で話していました。

ジュリーさんと息子(14歳)との会話では、息子さんが母親がわかりやすいようにゆっくりと話しをする。

ベニシアさんは、統合失調症の事を多くの人に理解してもらうためにジュリーさんの気持ちを代弁するエッセイを書いている。このエッセイが精神医療の現場や患者の方に多くの反響をよんでいる。

番組で紹介されていたエッセイの一部が紹介されていました

・誰かに話しかけられると一度に把握できず、頭のなかがいっぱいになります
・ただ言葉が宙に浮いているような感じなのです
・人に同じ質問を繰り返すことがよくあります
・母に「その質問はもう5回目よ」と言われるけど私は覚えていないのです
・「戸棚にへびがいる」といっても皮肉らないでください
・そんなときは「へびがいるのはわかったわ でももしかしたら」
・「あなたの病気のせいかもしれないわよ」といってください

ベニシアさんは、娘の病気は家族のひとつの試練として受け止めている。娘が病気で自分が惨めだということは絶対に感じないほうが良い。むしろ、娘がとても純粋なので、自分が心を開けるという。

ベニシアさんについては過去にもブログで取り上げています。
https://bihada101.net/heartd/428

統合失調症についても過去に紹介したことがありました。
詳しくは>>悪口など幻聴に悩む青年は統合失調症だった ザ!世界仰天ニュース

統合失調症は今や珍しい病気ではなく、身近な病気。およそその割合は100人に1人。もはや他人ごとではありません。自分で気づきにくい精神疾患だけに発見も遅れてしまうことがあるそうです。なので、幻聴や妄想などが気になったら一度精神科を受診してみるといいかもしれません。

ベニシアさんの電子書籍

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ベニシアさんの本

幸せは自分の中にある ベニシア、イギリス貴族の娘。 (Venetia’s story 1)
こころの平穏を求めるベニシアの旅路は、ここから始まった。 私は何が起こっても決してくじけない。日本語で「負けるもんか!」と思う。子供時代に心の中の暗い穴の底から這い上がったことを思い出し、深呼吸して笑顔になって言うのだ。「夢は決してあきらめない」と。 (本文より抜粋)。少女時代を綴ったベニシアの長編第1作。 プロローグ...

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