がん治療の最新治療としてウイルス療法があさイチで紹介されていました。このがんのウイルス療法は、4年前から実用化に向けて臨床研究が行われていたという。番組では、実際にウイルス療法を試験的に受けている方の生活とウイルス療法とはどういった治療法なのか詳しく解説していました。
モーニングショー ヘルペスウイルスを使ったガンの療法いつから実用化?
モーニングショーのそもそも総研のコーナーでは、ガンの最新研究について紹介していました。それはウイルス療法というガンだけを破壊するウイルスを使った治療法だという。現在はまだ治験段階とのこと。このウイルス療法の2つのメカニズムとは。詳しく教えて...
実際にウイルス療法を受けている方の例
長野県に暮らす、悪性脳腫瘍のひとつ膠芽腫(こうがしゅ)を患っているかたが紹介されていました。診断から一年後の生存率は50%とされるがん。脳腫瘍の中でも治すのが難しいとされる病気。腫瘍が見つかったのは4年前で、余命は1年と告知される。
一度は手術でがんを取り除くも再発。放射線治療なども行ったけれども病状は悪化するばかり。そんな時に、ウイルス療法に出会う。なんと、悪性脳腫瘍を対象に臨床研究が始まっていた。
ちなみに、ウイルス療法行った結果、今のところがんの再発は見られないとのこと。手術は3年前の3月に行ったそうです。
ウイルス療法とはどういう治療?
ウイルス治療とは、がん細胞だけで増えるウイルスを人工的に作って、それをがん細胞に感染させて、ウイルスで直接がん細胞を破壊する療法。
このウイルス製剤をがん細胞に投与することでがんをやっつけることができるという。
ただし、このウイルス療法の臨床研究を行っているがんは、悪性脳腫瘍、嗅神経芽細胞腫(鼻の神経にできる腫瘍)で東京大学医科学研究所附属病院 医療安全管理部のホームページに詳細が掲載されているという。
また、前立腺がんについても臨床研究が行われており、これについては東京大学医学部附属病院 TRセンターのホームページを参考にするといいそうです。
このウイルス療法を受けるのには様々な条件があるようです。
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